3.28.2012

竹!

遠くザンビア共和国のZAMBIKESから届くフレームは何と竹で出来ている。

これまでも変り種としての木製フレームは幾多の例があるが、あれはあくまでお金持ちマニアの道楽。木で出来ていることそれ自体が価値であって、性能的にもコスト的にも(例外なくとんでもない値段がついている)とても実用に堪えるものではない。要するにあくまでキワモノの範疇を出なかった。
しかし竹といえばカーボンが登場するまでは釣竿に使われていたように、しなやかさと丈夫さには定評がある素材。ZAMBIKESが製造する竹フレームも、キワモノに留まらないしっかりした実用性能を発揮するものらしい。
乗り味は恐らくカーボンがもっとしなやかになった感じではないだろうか。耐用年数は未知数だが、メーカー3年保証を付けているのは自信の表れだろう。紫外線と湿気に気をつければ結構長持ちするかもしれない。錆びの心配をしなくて済むのはいいな。

フレームはカスタムオーダーでも10万5千円、実用車としても高すぎという程ではないし、完全ハンドメイドで同じものは二つと存在しない、究極の「自分だけの一台」を手に入れる代価としては寧ろ非常に手頃。どこにいても目立ちまくる存在感は泥棒も寄せつけないだろう。こんなの盗んだら目立って仕方ない。

二台目を置くスペースは我が家にはないのが残念。誰か組んでみて下さい見に行きます(笑)。


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