9.24.2013

霧の牡鹿

最低気温20度最高気温26度、これ位まで気温が下がれば半袖一枚なら快適に車に乗れる。
待望の肌寒い日の到来を寿ぎ、実に三ヵ月半ぶりに車のエンジンを掛けると西に向け出発。
奥多摩湖につく頃にはすっかり夜。


走り屋もヤン車もいない

夜の奥多摩湖周辺には自分以外の車の姿はまるで見当たらず、ワインディングはほぼ貸切り状態。
前が詰まってイライラすることも後ろから煽られてイライラすることもなく、調子に乗って気持ちよく流していると辺りには徐々に霧が立ち込めてくる。
少しペースを落としてクリアしたコーナーの先、ヘッドライトに突然浮かび上がったのは、道の真ん中で突っ立っている一頭の鹿。
角の先まで含めれば自分の背丈と同じくらいもある立派な牡鹿は目の前に現れた車に一瞬狼狽した様子を見せたが、すぐに踵を返すと背中の斑点をライトにきらめかせてガードレールを軽々と飛び越え、夜の闇に消えた。
時間にしてほんの数秒の霧の中の出来事。まんが日本昔ばなしの一シーンのように幻想的な…
いやーしかしこっちに突っ込んで来なくて良かったなあ。あんなデカブツを撥ねたら廃車だよこっちも。




9.19.2013

古材の床

欧州産中古足場板の発売を開始します。と、この家を建てる際に問い合わせたことのある古材スペシャリスト小山製材木材からメルマガが届いた。
欧州の建築現場で5年から10年使い倒された足場板。厚さ30mmで幅200mm弱、長さは2500mmから3000mm。
サイズも豪快なら仕立ても豪快。サネ加工やカンナがけなどフローリング用の仕上げもなく、表面についたペンキ汚れもそのままでラフそのもの。これを家の床に用いたらそれは強烈な個性となるだろう。
この家を建てる時、はじめはここで扱っているパイン古材(100年前に建てられた納屋の壁から引っぺがしたようなの)のとりわけ表面が荒々しいのを板に張りたいと思っていた。S氏との最初の打ち合わせでも古材を使いたいとか言った憶えがある。
相談した小山製材の社長(とても親切)から「素足で歩く床に使うのは正直お勧めできない」などと忠告されたこともあって結局無難にフローリング用の木材に日和ったのだが、家では上履きを履くようなライフスタイルに割り切ってこういう荒っぽい床を張っても面白かったかなと思ったり。傷もへこみも気にせず思い切りラフに使える木の床というのも面白い。新築でいきなりビンテージあら素敵。
ただし古材は臭いので、臭いが消えるまでしばしの辛抱も必要※1。その辺もひっくるめて細かい事ぁいいんだよという豪快な施主の方は是非検討されたい。

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※1 HIDで作ってもらった本棚では棚板に杉の古材を使ったが、納品からしばらくはこれが臭いの何の。今ではほぼ無臭に落ち着いているが、床一面に張ったらさぞ臭かっただろうな

9.08.2013

東京オリンピック2020

先週の縁日金魚すくい 子供300円大人400円(笑)

七年後は遠い未来のようでもあり、すぐ先のような感じでもあり。その頃に自分がどうなっているか、この家がどうなっているか、残債がどうなっているか(笑)
ともあれ、自分の住む街でオリンピックが開催されるなんて世界60億人の中でも滅多に体験できる人はいない。関係者の長年に渡る努力を称えつつこの僥倖を素直に喜んで七年後を楽しみに待とう。

これまで以上に世界中から注目される事で国も汚染水対策に本腰を入れざるを得ないのでは、とも少し期待している。韓国のボイコットだけで済めばいいが、成り行き次第では全参加国から総スカンを食って開催返上を余儀なくされることも十分有り得るし、それは日本国そのものが世界中から背を向けられる事を意味する。だから本気でやってね安倍ちゃん


9.01.2013

例祭2013

恒例の夏の終わりの例祭

なんか屋台の数が増えてるぞ
坂下の駐車場に並んだ屋台の明かりが欅の枝のむこうに垣間見える。うむだいぶ復活してきた

二階からはまるで見えない

縁日といえばかき氷は外せませんな。
さて買いに行こう