7.31.2016

(備忘録)週間100㎞月間終了

週末の日曜日できっかりと7月が終了。
週間100㎞の目標は無事に貫徹し、月間累計では466㎞を走破。
これまでの最長不倒距離である事は間違いないが、体重が少しも減っていないような気がするのはなぜだろう。

体重はともかく、今となっては通勤の必要性もなくなったのになぜわざわざ自転車に乗るのか。
体感としては、ロードバイクの20㎞はランニングの5㎞に匹敵する程度の運動強度。しかしラン5㎞よりはバイク20㎞の方が遥かに楽しい。なぜか。スピードが速く風景が早く変わるのが飽きなくていい※1という点もあるが、「機械を操り、精度の高い機械が動く感触を味わう」のが単に楽しいのだと思い当たる。

考えてみれば自分にとってこの嗜好は全てに通じ、バイクも車もマニュアルトランスミッションに偏向し腕時計は機械式、PCのキーボードはメカニカルだし壁のスイッチはトグルスイッチ。こういうのは何フェチというのかしらん。単にメカフェチか


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※1 ランニングの何がいやだってやたら疲れる割に少しも先に進めないところ。自分の遅さにイライラしてくる。息も切らさず時速30㎞以上で走れる身体能力があればまた違うのかもしれないが

7.27.2016

路上の段差トラップ

時を追うごとに深刻さを増す谷垣禎一氏の負傷報道。現時点ではどうやら頸髄損傷らしいと報じられているが、事実であれば当初報じられていた「軽傷だが大事を取って入院」どころでない危機的な状況で、政治生命どころか社会復帰すら危ぶまれる重傷であったということだ。
別に氏に恨みはないので深刻なことになっていないことを望むばかりだが、一向に明らかにならないのが事故の状況。

・皇居回りを
・ロードバイクで走行中に
・自爆事故で転倒し負傷

程度の報道では何が何やらさっぱり分からない。
一部で推測されているのが道路と歩道の段差に引っかかったのではないかというもの。
ロードバイクのタイヤ幅は23㎜-26㎜程度と極めて細く、当然の如く悪路には弱い。特に浅い角度で進入した段差をタイヤが乗り越えられずコントロール不能に陥って転倒するという事故はロードバイクの転倒原因としては非常にポピュラー、あるあるの一つと言っていい。
この動画は非常に状況が分かりやすい。これはロードバイクでなくママチャリだが浅い角度で歩道に進入した結果タイヤが引っかかって落車、もんどりうって背中を強く打っている。
或いは仰向けの転倒でなくこのような体勢で顎を打ち付けた可能性もある。頸髄損傷の可能性が高いのはこちらの方かもしれない

しかし歩道と車道の段差は誰の目にも一目瞭然であって、老いたりとはいえ谷垣氏ほどの大ベテランが今更そんな分かりやすい段差に引っかかるだろうか。自分としては車道と歩道の段差ではなく、車道と路肩の段差に引っかかったのではないかと推測する。
コンディションが悪い舗装路では車道と路肩で1㎝-2㎝程度の段差が出来ている場合もあって、その程度の段差でも進入角によってはロードバイクの細いタイヤは乗り越えることができない。路肩は本来車両が走る場所ではないのだが危険を避けるためにやむを得ず一時的に路肩走行をしなければならない状況は多々あり、そして歩道と車道の段差と違い路肩と車道の段差は非常に分かりにくい。疲労で注意力が落ちているところにそのようなトラップが出現したらベテランであっても引っかかって落車となってもおかしくない。
うんそうだそうに違いない。先週そのパターンで落車した自分がいうのだから間違いない。肘を擦りむくなんて何年ぶりだ。

日本の道路状況はまだまだ自転車には過酷そのもの。街中を走るからには気合を入れて、集中力が落ちる前にさっと切り上げるのが安全な乗り方であるかもしれない。

7.24.2016

自家焙煎はどうか

いつも購入している豆で飲むコーヒーが一杯いくらか計算してみると以外に高い。鮮度を保つ為には50g程度の少量で頻繁に購入するのが一番いいのだが面倒臭いうえに更に割高。なので一回当たりの購入量はどうしても180gとか200gとかになり、結果としてそれほど鮮度の高くないコーヒーを割と高い値段で飲み続けているのが現状。それを解決するには少量を自分で焙煎して飲むのが一番となる。
焙煎器はガスコンロ直火式や電気式などいろいろあるが、銀杏を炒るような浅いフライパン式の簡易焙煎器は格安である代わりに炒りムラが出やすいのとチャフの散乱が酷くコンロ回りが汚れるというのが購入者の共通したコメント。

昨日我が家にT家とともにいらっしゃったTさんの師匠にしてコーヒーのプロSさんのおすすめは電気式のメイコーヒー。CPU制御の電気ヒーター式で品質が安定しているのとコンパクトで場所を取らないという点、置いておいても見苦しくないメカニカルで格好のいい見た目も気に入った。問題は値段…コーヒーをコスパよく飲みたいという本来の趣旨からすれば投資分を回収するのは困難。しかし自分の好きな豆を好きなように焙煎して一番おいしい時に飲めるというコーヒー好きにとって理想的な環境は得られる。うーむ。ボーナスが出たら考えようかな

7.21.2016

折り返し地点でセンスについて考える

気まぐれに始めた週間100kmライドだが、始めてみると途切れさせるのは惜しくなるもので、せめて今月ひと月くらいは貫徹しようと決める。
週間100㎞、月間400㎞。7月の三分の二を経過して未だペースをキープ。天気予報によれば今週の木金は終日雨なので水曜日のライドでは40kmまで距離を稼ぐ。所要時間はおよそ二時間、丁度そのあたりでパッドのない薄手のパンツに包まれた尻は細く堅いロードバイクのサドルに堪えかねて悲鳴を上げ始める。
パッド入りのビブショーツを履けば尻の痛みから解放されるのは分かってはいるが、競技志向ではないのであのもっこりパンツにはどうも抵抗がある。なので履かない。すると体力の問題以上に尻の問題で一回のライドの限界はほぼ40㎞。

往復40㎞の道程の折り返し地点はリトモ・セレーノが目印。



R80などの旧いBMWをセンス良くカスタムして仕立て直すスタイルはこの店が先駆け。代表は数年前より八ヶ岳の麓に移住してまた別の店を立ち上げているが、作るバイクも車もパーツもセンスの塊。移り住んだ八ヶ岳の家もこつこつとセルフビルドで内装を仕上げているのだがこれも良いセンス。ついでにウェブサイトもグッドセンス。まず商売のセンス※1からして素晴らしい。
金持ちもリア充もイケメンも特段羨ましくは思わないが、偶に出現するこういうセンスに溢れた人は素直に羨ましく思う。自分のような凡夫はセンスなどあてにせず精進あるのみ。

今時のクルマはATばかりで面白くないし持っているだけで馬鹿みたいに金がかかるしで、今乗っているのを維持できなくなったらもうクルマからは足を洗おうかと思っている今日この頃。その日が来たらあそこでRnineTでも作ってもらおうかと考えたり考えなかったり(その前に免許取らなきゃ)。


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※1 BMWに関しては長年にわたりなぜかノーマル至上主義が蔓延っており、カスタムしようとする人は誰もいなかったのだとか。代表談

7.17.2016

余った床板の活用例

我が家の床板は施工を終えて丸一箱以上と結構な量が余った。有体に言えばオーダーミスというやつだが、捨てるのも勿体ないので何かに使おうとそのまま保管してある。引き渡し直後にまず何枚かをロフト壁に張り、次は階段の上から張ろうかな、でも幅が足りないから上手く張れないかなどと思いつつ六年経ってもまだ実行に移していないのだが、それを本当にやった成功例がS氏のブログに

ふーんこうなるのか。三枚接ぎでも上手く張れば以外に違和感がないものだ。家の階段なら二枚接ぎでいけるが、1.8cm厚が加わった踏み板は軽快感が損なわれるかもしれない。施工は簡単そうだが…何年か経ったらやってみようかな


7.14.2016

週間100kmライド

通勤規定により自転車通勤が禁じられ、元々が通勤快速としての購入なので必然的に乗る機会も走行距離も激減して早一年。
不要なものは家に置かない主義に反する存在であればこのままではいけない。あるからにはきちんと使うか、それとも使わないなら手放すか。

という事で生活サイクルを見直し、帰宅後にそこそこのペースで20km程度を走るのを日課とした。時間にしてちょうど一時間程、この程度であれば生活も圧迫せず疲労も溜まらず毎日の習慣としては丁度いい塩梅。
基本的に土日は乗らないので平日の五日間で100㎞ペース。月間400㎞ペース。
体感としてはバイク20㎞はラン4-5㎞程度の運動量に過ぎないが、5kmのランニングよりは20kmロードバイクに乗る方が面白いんだよなあ。何が嫌いってただ走るという行為が本当に嫌い。遅すぎて退屈すぎて耐えられない※1

しかし信号待ちが何回かあるとはいえ、ロードバイクで決してちんたらではないペース※2で20㎞走って一時間、40㎞走って二時間ジャスト。
一方で、現在のマラソンの最速タイムは二時間三分。
いや、おかしいだろ。人間の足であれば文字通り飛ぶようなペース。これで42.195kmを走り切るとは、マラソンのトップランナーは人間じゃないな。ていうか絶対に無理してる。無理し過ぎ。長距離ランナーが長生きした例が皆無なのも納得。

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※1 遺伝子検査では速筋タイプであることが判明。ランニング嫌いにお墨付きが与えられた(?)
※2 平地巡行30km/h程度、下り坂で40km/h程度

7.06.2016

小さい車は面白い。小さくて速い車はもっと面白い。

ビートルのRRレイアウト


先日ディスった豪華なリフォーム事例の数々、よくよく見たらこのメーカーは高級さを売りにしたハイエンドメーカーらしいので、これはこれでお金持ち訴求に特化したサイトとして方向性は正しいな。ていうか唸るほど金持ってる施主は古い家に拘らずさくっと新築するんじゃないかな。まあいいや

ドライバーの一挙手一投足にいちいち税金がかけられるこの国で自動車を取り巻く環境は厳しさを増す一方。メーカーが出す車も手堅く売れるミニバンかミニバンもどきみたいな車か、さもなくばオラついた小金持ち向けのデカい速いつまらないという吉野家の特盛みたいな車に二極化された感があって自分自身もクルマにすっかり興味を失って久しいが、最近久々に所有欲をそそる魅力的な小型車発表のニュース。
残念ながらというか当然というか国産メーカーではない新しいトゥインゴのGT。マーチ・ヴィッツクラスのAセグメントでありながらスマートと共通のプラットフォームでリアエンジンリアドライブ、そしてルノーが自家薬籠中の物としているホットハッチであればつまらない筈はない。
小型車はもちろん最近は中型車までスペース効率に優れたフロントエンジンフロントドライブが当たり前となりつつあるこのご時世、オリジナルはRRだったビートルもチンクエチェントも当然のごとくFFを採用して復刻されたこのご時世で、「RRの小型車」それ自体が奇跡的な存在。数寄心が大いにそそられるのも当然。※1
うーん乗ってみたい…試乗に行こうかな。買えないけど


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※1 FF・FR・MR・RRそれぞれのレイアウトの特長と欠点、なんでリアエンジンやリアドライブのクルマに惹かれるのかはおっさん世代であればいわずもがなの話なのでここでわざわざ述べないが、これも今時の若者は知らないし興味もない事なんだろうなあ。ちなみに五番目の駆動レイアウトとしてRF(リアエンジンフロントドライブ)というのがあるが履帯付きの車以外にはまず採用されないレイアウトなのでミリオタ以外は知らなくてよろしい。