7.06.2016

小さい車は面白い。小さくて速い車はもっと面白い。

ビートルのRRレイアウト


先日ディスった豪華なリフォーム事例の数々、よくよく見たらこのメーカーは高級さを売りにしたハイエンドメーカーらしいので、これはこれでお金持ち訴求に特化したサイトとして方向性は正しいな。ていうか唸るほど金持ってる施主は古い家に拘らずさくっと新築するんじゃないかな。まあいいや

ドライバーの一挙手一投足にいちいち税金がかけられるこの国で自動車を取り巻く環境は厳しさを増す一方。メーカーが出す車も手堅く売れるミニバンかミニバンもどきみたいな車か、さもなくばオラついた小金持ち向けのデカい速いつまらないという吉野家の特盛みたいな車に二極化された感があって自分自身もクルマにすっかり興味を失って久しいが、最近久々に所有欲をそそる魅力的な小型車発表のニュース。
残念ながらというか当然というか国産メーカーではない新しいトゥインゴのGT。マーチ・ヴィッツクラスのAセグメントでありながらスマートと共通のプラットフォームでリアエンジンリアドライブ、そしてルノーが自家薬籠中の物としているホットハッチであればつまらない筈はない。
小型車はもちろん最近は中型車までスペース効率に優れたフロントエンジンフロントドライブが当たり前となりつつあるこのご時世、オリジナルはRRだったビートルもチンクエチェントも当然のごとくFFを採用して復刻されたこのご時世で、「RRの小型車」それ自体が奇跡的な存在。数寄心が大いにそそられるのも当然。※1
うーん乗ってみたい…試乗に行こうかな。買えないけど


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※1 FF・FR・MR・RRそれぞれのレイアウトの特長と欠点、なんでリアエンジンやリアドライブのクルマに惹かれるのかはおっさん世代であればいわずもがなの話なのでここでわざわざ述べないが、これも今時の若者は知らないし興味もない事なんだろうなあ。ちなみに五番目の駆動レイアウトとしてRF(リアエンジンフロントドライブ)というのがあるが履帯付きの車以外にはまず採用されないレイアウトなのでミリオタ以外は知らなくてよろしい。

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