8.25.2016

プードル捕物帖

今晩のワークアウトで20㎞を走った頃、環七交差点付近の新青梅街道を車の間を縫って走り回る茶のプードルを発見。小柄な柴犬程度のミニプー、成犬だ。
飼い主らしきおばちゃんが必死に追いかけるのが見えるが到底追いつけない(犬がそのつもりなら人間の足では決して捕まえる事はできない)。
放っておいてもいいが目の前で犬煎餅が作られるのを見るのはさすがに気分が悪いので、路地と大通りを縦横に駆け回る犬をロードバイクで追跡。
同じく通りがかりで追跡に加わったクロスバイクの兄ちゃんが路地に追いこむのを見ると反対方向に先回りし、向こうから疾走してきた犬が通り過ぎる瞬間にPKのゴールキーパーよろしく飛びついて捕獲成功。
興奮して失禁するプーには紐も首輪もないので暫くその場に抑え込む。その間に兄ちゃんが飼い主を捜すに行くも、疲れ果てて引き揚げてしまったらしく姿が見えない。
仕方ないので野方駅前の交番に届けに行くという兄ちゃんにやっと興奮が落ち着いてきたプーを託してその場を離れる。

この出来事において日ごろの鍛錬で役立ったことが二つ。
一つはロードバイクの細かい取り回し、信号待ちの間に遊びでやっているスタンディングスティル(こういうの)や極小半径でのターンなどが犬追跡時に大いに役立った。
もう一つは捕獲後のハンドリング。興奮して噛みつこうとする犬の牙をかわしつつ身体の動きを止めその場に抑え込む技は、正しく居候との十数年の付き合いで培ったハンドリングのテクニックに他ならない。

ということで犬を飼われている方は、脱走に備えてロードバイクに乗りながらパイソンを飼おう(なんだこの結論)。

8.21.2016

防水パンの腹落ち

我が家の一階にある洗濯機の下には防水パンが置かれているが、その主たる目的である防水という点で見れば今時の洗濯機はまず水漏れなどしないし、パンは見た目も良くないし埃が溜まって逆に不衛生。特に戸建てであれば洗濯機下の防水パンなど不要という説が主流となりつつあり、実際に防水パンなしで洗濯機を設置する家も増えているようだ。

それなら我が家でも洗濯機を買い替える際(いつだよ)に防水パンを撤去してしまおうかしらと思っていた矢先に、水漏れ対策以外の防水パンの重要な役割を記した記事を見つけ、あーそうかと納得。
我が家の水回りでも特に対策を施した床材を用いている訳ではないので、結露水が滴り落ちるよな状況になっては非常に困る。今後も防水パンは継続の方針で。

8.11.2016

50年前の肖像

家の近くの通り沿いの掲示板に貼られていたミニ新聞を何気なく眺めていたら、紙上に我が家が映るアングルで撮影された昔の写真に我が家の前に建っていた家が写っているのを発見。
今を遡ること丁度50年の昭和41年の撮影という。

当時のまま現在に至っているのは手前の神社のみ、現在は駐車場の隣地にも建物があるのが分かる

我が家の土地は購入時点で長らく空き地、工事中に基礎の残骸が見つかって昔は家があったと判明したもののどのような家であったのかは知る由もなく、隣人も引っ越していなくなった今となっては永遠の謎。
の筈がふと目にした壁新聞にその答えが載っているとは。大昔に撮られた写真に偶然写り、偶然掲載された壁新聞を偶然目にして偶然その存在に気が付く。偶然て面白い


50年前の家の近所の大通りの様子。平屋か二階建ての民家ばかりで現在のビル街に面影は全くない

我が家の土地に50年前に建っていた家は何の変哲もないシンプルな切妻屋根で我が家の片流れ屋根とは違うものの、家の大きさも佇まいも何となく我が家と似ているような。