7.31.2011

一方通行規制導入

日本でも自転車に一通規制導入と聞いて、まあ自転車は軽車両だから仕方ないというか当然だなんて思っていたら、これはあくまで「自転車用通行帯における規制」の話だという。て言うかそもそも自転車用通行帯が併設された道なんか見た事ないぞ。

自転車通行帯があったとして、それが一方通行なのは当然の話で今更なんでそれがニュースになるのかと不思議に思って記事をよく読むと、なんと建設省は「自転車通行帯」を一方通行ではない自転車が行き交うゾーンとして整備を進めており、ただそれでも狭い所では危ないというので、警察庁は特に狭い箇所に限り一通規制を導入する事とした、という事らしい。

自転車が「行き交う」自転車通行帯。危なくて走れるかそんなもん

どうしてお役人というのはこういうトンチキな事を考え付くのか、恐らく担当者にとっては自転車といえばママチャリであり、即ち「ジョギングくらいの速度でのんびり走る乗り物」程度の認識であるのに違いない。巡航速度で時速30km、少し踏み込めばあっさりと時速40kmに到達するロードバイクが街に溢れている事になど到底思いが至らなかったのだろう。

時速40kmのロードバイク同士が正面衝突すれば相対速度は時速80km、普通に即死レベルだ。まあさすがに逆走するようないかれたローディは滅多にいるものではないが、命知らずの逆走ママチャリは至る所に存在する。ママチャリが時速20kmとしたら衝突時の相対速度は時速60km。ロードの方が時速30kmで流していたとしても時速50km。やはり普通に死ねる。
大して幅があるわけでもないそんな恐ろしい「専用道路」を命がけで走るくらいなら、これまで通り車道の左端を走っていた方が余程安全というもの。中途半端な仕事しか出来ないなら寧ろ何もしないでおいて頂きたい。いや本当に。

7.30.2011

1年点検

引渡し後1年(と4ヶ月)を経過して、S氏と幹建設若監督のK氏が家の一年点検の為に見えられた。
入居後一年の間に生じた不具合を申し立てて修繕・調整を申し出る機会なのだが、困った事にこれまで特に不具合もなく、K氏とは昨年の引渡しの時以来の対面となるのにものの一分で話す事がなくなってしまった。

「どうですかその後。何か不具合はありますか」
「いやー何もないですねー(笑)」
「そうですかー(笑)」
「……(笑)」
「……(笑)」

でくの棒のように突っ立って曖昧な笑みを浮かべているだけの意味不明な家主を尻目に、二人は一階、二階と外構を一通り点検して回る。基礎にも特に異常は認められず、若監督K氏は早々に引き上げていった。

聞けば一年点検時に不具合として報じられるので最も多いのは建具類、湿気等により開閉し辛くなったりするケースがままあるらしい。この家は建具らしい建具が存在しない(開きっぱなしの引き戸が一箇所だけ)ので、ないものに不具合が生じるわけもなく、この点は問題なくクリア。床下収納ボックスを外して床下を自己点検した限りでは水周りの漏水などは見られず、まずまずよろしい※1

入居後一年などあっという間で、そのあっという間を二十回繰り返せば築二十年。この分では長いようで意外に短いのかも知れない。
いい感じに古びてくれればいいのだが。目標はいつぞや訪れた柳宗悦邸。ああいう感じに渋く古びて黒光り、しかしどこか可愛らしい家というのが理想的。そして家に合わせて自分も渋くかつ可愛らしいジジイを目指したいところだが…どちらが実現困難だろう。

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※1 強いて言えば階段を昇降する度に、一部の蹴込み板として張られているアクリル板が踏み板と擦れてギュウギュウ音を立てる事くらいか。これは特段気にもならないし実害もないので問題なし。対処法(間にラバーを挟む)も分かっているので、どうしても気になるようになら自分でいつでも直せる。

7.25.2011

例の欠陥住宅が大変な事になっている件

以前のエントリでも取り上げた、元GPライダーが社長を務める務めていた工務店の施工した欠陥住宅のその後。

被害者が立ち上げたブログの展開が凄い。
センセーショナルな内容と社長の知名度も手伝って既に数万ビューを記録している人気ブログに成長しているようだが、そこで悲痛な叫びとともに次々と暴露される「建て直したほうが早い」レベルの欠陥住宅の惨状には思わず「嘘だろ?」と言葉が口をついて出てしまう。
それ程に有り得ない。

(涼しくなりたい方はこちらから。ある意味閲覧注意。ていうか契約前の施主は見ないほうがいいかも)

家作りを工務店に直接依頼した場合は施工者と監督管理者が同一になる事に品質管理上の問題がある…と言われているのだが、これはもうそんな次元ではないな。こんな家に住み続けているのでは精神の均衡を保つ事すら容易ではないだろう。施主には同情せざるを得ない。

引渡しから1年と4ヶ月を経過した我が家には何ら目立つ問題が出ていない事を当たり前のように受け止めて暮らしているが、もしかしてこれは自分で思う程当たり前の事ではないのか。いや当たり前でなくてはならないはずだが…どうなんだろう。ひょっとするとこの家も…なんて、この自分ですら痛くもない腹を探りたくなる気分にさせられてしまうのだから、これを見て
「やっぱり零細工務店は信用できないな。知名度のある○○ハウスにしておこう」
と家作りをあきらめた施主がいても全然おかしくない。
「戸建ては当たり外れがあって怖いからやっぱりマンションにするわ」
と考えを改めてしまった人がいても同様におかしくはない。

得てして無能な味方は敵よりも有害であったりする。
注文住宅を請け負う「町の工務店」にとっての最大の敵はハウスメーカーでもマンションディベロッパーでもなく、こういった悪質極まりない同業者であるのかもしれない。

7.24.2011

眼前にマンション

我が家は南から北まで15件ほどの家が連なっている高台の、どちらかといえば北側に近い場所に位置する。
家のある方角と反対側の南側の角にはひときわ立派な擁壁がそそり立っているのだが、気がつけばその目の前の空き地でマンション建築が始まっている。



7階建ての中層マンションとはいえ、この角から3-4件のお宅からの見晴らしを根こそぎ遮るには十分な高さ。間を通る道は幅4mにも満たないのだから、圧迫感も相当なものだろう。

もしも自分から縁あってこちら側の土地を買っていたら(いやこんな広い土地とても買えないけどさ)、西に向いた大窓からの視界は今後絶望的だ。地盤の不安や擁壁崩落のリスクと引き換えに手にするアドバンテージもこれでは帳消し。と言っても地権者は何ら法に触れているわけではなく、彼らの正当な権利を行使しているに過ぎないのだから文句は言えない。

自分の家の下には神社の駐車場が広がっているのでその点安心と思っているのだが、経営難か何だか知らんが敷地内にマンションおっ建ててしまう神社が近所にあったりする※1のでやはり油断は出来ない。まあここは若い宮司※2の良心に期待するしかない。

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※1 再開発されたこの神社に行った事があるが、余り好きにはなれない場所だった。神社なのに杜の存在を感じない。だだっ広く取られたスペースは初詣の大量動員には便利なのだろうが、綺麗過ぎてオフィス街のような寒々しさを感じる。下の階にカフェだかが入っているマンションは…うーんサンクチュアリ(ハレ)を生活の場(ケ)にするっていう発想はそもそもどうなんだろう。神道では不浄を何より嫌う筈では?神も仏も信じない現実主義者が「なーにを今どき時代錯誤な」と一笑に付して算盤を弾いたプランというなら分かるのだが、この再開発プロジェクトの責任者って宮司だよね?
※2 地鎮祭で顔を合わせた土産神(氏神)の宮司は軽く一回り以上年下。おお若い。ていうか自分が若くない。

7.21.2011

木そっくりのタイル?

家が出来上がってからも時折は建材のカタログやサイトを眺めたりしている。
もう用はないはずだが、眺めているだけでも単純に楽しめる。
この家を作る時にはなかった新商品を知って、この家にはこう使えるああ使えるなどと考えを巡らすのも楽しい。

最近では木目の質感まで本物の木そっくりという磁器質タイルなんか中々そそられるものがある。
木造住宅でタイルの床にするのは重量的にかなり難しいのだが、例えば洗面トイレや浴室前など水周りだけ木の床の代わりにこのタイルを使うなどすればいけるかもしれない。住んでみるとどうしても木の床を濡らす事には神経質になってしまうものだから、床を濡らす事を気にせず水をじゃぶじゃぶ使えるのはいい。
家を建てる頃にこれが出ていたら、自分ならキッチンの壁タイルに採用したかもしれない。シンクやコンロ前の壁に木の板を貼るのは通常ありえない、でも貼ってる(様に見える)。そのギャップが面白そうだ。

などと妄想を巡らしている夏の夜はすぐに更けていってしまう。まあ考えるだけならタダだからいいけど

7.18.2011

バッテリー交換

少し前から怪しかったバイクのバッテリーがとうとう終了。
元からキックスターターのみの設定でセルフスターターは積んでいないので始動には全く影響ないのだが、走ってる間中タコメーターの針が死にかけの魚のような気持ち悪い挙動(ぴくりとも動かないかと思えば、突然びくんと跳ね上がってまたゼロに戻ったり)を示すのが気になって仕方ないので交換する事とした。
まあ製造年から軽く10年以上経っているのだから、これまでよく無交換で持ったと言うべきか。

ホンダドリーム新宿店
練馬で37.5℃を記録したこの日はとにかく猛烈に暑かった。夏でもチャリ通!とか粋がっていてもそれは比較的気温の低い朝晩だから可能なのであって、さすがに気温の上がりきった真っ昼間には到底無理な話だという事を身をもって思い知る。ていうか外出する気候じゃないなこれは。

作業を依頼するとウェイティングスペースでフリードリンクをがぶ飲みしてここに辿り着くまでに失われた水分を補給する。エアコンに吹かれて生気を取り戻していると、ほどなくして店のスタッフが「終わりました」と請求書を片手にやってくる。
エアコンの効いた店内でドリンク片手にすっかりくつろぎモードとなっていた自分は「うむ、ご苦労」とばかりに鷹揚に請求書を受け取ったのだが、請求書に書かれた金額に思わずいずまいを正して二度見いや三度見。税込17,000円を超える純正バッテリーの値段は恐ろしい事に自動車のバッテリーと全く遜色なく、オートバックスあたりに行けばこれより安価な自動車用バッテリーが幾らでも選べる事を考えればそれ以上ともいえる。自動車と原付では車両本体価格が桁違いなのに、これは破格の値段だ。
思わぬ出費に愕然としつつふらふらと店を出ると、待ち構えているのは37℃の直射日光。何の罰ゲームだ。

ううむ…しかし考えてみれば、持ち込んだのはホンダのディーラー。
自動車のバッテリーだって正規ディーラーで購入すれば何万円もするのだから、バイクのバッテリーといえども正規ディーラーで買えば高くつくのは当たり前かもしれない。
重整備ならともかく、パーツ交換程度なら次回からはライコランドあたりに持っていく事としよう。



盂蘭盆会

週末の帰路、少し遠回りして靖国方面から回ったところ
普段はあまり人気のない靖国神社に近づくにつれ逆に道を行く人が増えていく。しかも多くは浴衣姿。

もしかして祭りか?と思ったら案の定、靖国神社ではみたままつりを絶賛開催中。


8月の月遅れ盆が一般的となっているが、本来の盆の時期は8月でなくて7月なので
これは正しく盆祭り。もう盆か…

およそ祭には微妙にヤンキーくさい若者がどこからわいて出たと思うほどわんさと集まるのが常なのだが、都心の祭でもそれは変わらず。どこから来たのか、誘蛾灯に引き寄せられる蛾のようだ。

7.14.2011

日差し対策の効果は

梅雨も明けて夏本番。
突き刺さる日差しは、今年の日射熱対策として西向きの掃き出し窓の全面に貼り付けた断熱フィルムで日射熱を約30%カットされ、通過した70%は更にその内側に下げた断熱ロールスクリーンでその26%をカットされる計算となる。
おお、なんか万全の備えっぽい感じがするではないか。何か期待できそうだぞ。
して、実際の効果の程は。

梅雨明けした先週末は最高気温34℃を記録。
外に出るのが躊躇われるほどの強烈な日差しはこの対策の効果を測るのにもってこい。

窓を閉めた内側にロールスクリーンを下ろし、いざエアコンのスイッチをOFFにする…


ぎーらぎーら太陽がー
…。
…。

…。


暑いもんは暑いんですよ。(シミケン風に)


どれだけ小細工を弄しようと、真夏の太陽の前にはエアコンなしでは30分と持たないという現実。
ついでに言えば、エアコンを切って外出したら留守番の居候はまず生き残れそうもない状況も変わらず。

うーんどうなのこれ。結構なコストを掛けた割に紫外線カットしか確実な効果が望めないというのが結論であれば、それはいかにも寂しい。
それともこれはマシな方で、この備えが無ければもしかして30分どころか10分も持たないとか。
ま、そう考えておこう。

7.11.2011

Just wanna have fun

週末は渋谷で丸一日を研修に費やす。
会場となった建物からは隣の国連大学が良く見える。


この建物は正面から見ると典型的な富士山型のシルエットで、誰もが漫画やイラストで目にした事のあるいわゆる「シンボライズされた大学」をそのまま象ったかのようなベタ過ぎる形状が逆に威厳と凄みを漂わせている※1のが何だかすごい。設計は丹下健三、言われてみれば押し出しの強い反復を含んだゴシカルな意匠はほぼ同時期※2に完成した都庁舎にも共通して見られるもので、好き嫌いは別としてインパクトは抜群。これは偶にあるからアクセントとしていいのであって、街がこんな建物だらけだったらくどすぎて嫌だ。

渋谷までの交通手段は当然の如く自転車。着替えさえあれば大丈夫。というか夏は電車で移動してもどうせ歩いている間にじっとり汗をかいてしまうのは避けられないのだから、移動中は大汗をかいても目的地に着いたらしっかり着替える方が寧ろ爽快である事に最近気がついた。

考えてみれば、街で最も自由な乗り物※3である自転車で都心を移動する楽しさはそこに住む者だけが(地価物価の高さ土地の狭さ占有面積の少なさといった悪条件と引き換えに)手にする特権であって、そう考えれば都心に住む諸々のデメリットだけを甘受してこの特権を放棄するのは勿体無い話。ケチな自分が行き着いたのはある意味必然であったのかもしれない。自転車がエコとかそういうのはどうでもいいんで。

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※1 実は国連大学「本部」で日本に本部のある唯一の国連機関だったりする。と知るとこのベタベタな形もそれなりに説得力のあるものだ。ちなみにここは(本来の大学の目的たる)純粋な研究機関なので学部生は募集していない。たとえ偏差値80あっても入れない
※2 東京都庁舎は1991年、国連大学本部は1992年に完成。
※3 寄り道自由の立ち寄り自由で駐車自由、ついでに言えば一方通行逆走も自由(本当はいけないのだが)。停める場所を探すのに常に苦労する自動車は言うに及ばず、最近はあっさり駐禁を切られてしまうようになってしまったバイクと比較しても街中での自由さは際立っている。

7.06.2011

マニハウスの夜

昨年9月にこの家で行った暑気払いにいらっしゃったMさんの家がついに完成。オープンハウスにでも行ってみようかねーいと思っていたところ、S氏を通してオープンハウス後に行う小宴会へのお誘いが。あら素敵。

mani house と名づけられたこの家は設計者施工者も我が家と同じなので、いわば姉妹のようなもの。コンパクトに纏められた室内の佇まいも各部の造作も、そう思ってみればどことなく似ている。

しかし噂には聞いていたがこの家の環境はすごい。
窓からは緑※1と空しか見えず、これが23区内、しかも山手線から程近いロケーションとはにわかに信じがたいこの環境。


緑緑緑
緑に溢れる環境、イコール虫に溢れる環境でもある訳で…まあここのお嬢さんは虫愛づる姫君になるのかもしれない。

宴には同じく施主つながりでLWH001のYさんも見えられた。こちらは初対面で、オタオタ言うからどんなにオタっぽい人かと思いきや全然オタらしくない好青年が現れたのでがっかりするほっとする。いったいどういう風貌を期待していたのか。

引越しなんかあっという間に終わってしまいますよーと笑うMさんご夫婦は正に断捨離の極意を体得した方々で、このような人こそ住まいの達人として、「スマッチ!住まいの達人ブログ」に執筆するに相応しかったのだ。未だ物欲と所有欲の懊悩から解脱できない我が身が辿り着けるのはいつの日か。無理か。


昨年いらっしゃった帰りに衝動的にラーメン屋に飛び込んだというMさんに触発されて、帰りは自宅前をスルーして大王ラーメンに直行。大王ロースうまし。

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※1 緑の多くは桜というから春が楽しみ

7.05.2011

グリーングリーン

昨年9月に丸坊主にされてしまった、崖下の土地の大欅。

ほぼ一年かかってようやく一階の半分が隠れるほどに成長。

撮影用に窓オープン(夏+緑=薮蚊の大群なので夏は開放厳禁)

擁壁から生えているモチノキ(画像左)も白い小さな花を多くつけ、いつにもまして元気がいい。

何のかの言ってもこの二本の木の緑によって、この家の窓からの眺めは随分と救われている。
少しばかり距離があるとはいえ、向こう側にはマンションやビルが林立するばかりなのだから。

眼前のグリーンモンスターが元の樹勢を取り戻し、再び緑が二階の窓を埋め尽くす日を楽しみに待っていよう。




7.01.2011

One-hit wonder

先日のエントリで触れた映画「プラトーン」。
それまでベトナム戦争物といえば観念的な「地獄の黙示録」や感傷的に過ぎる「ディアハンター」くらいしかなかったところに初めて赤裸々なリアリティ描写を持ち込んだ本作は公開当時は大変な話題になったのだが、劇場に足を運んだ自分には内容もさることながら戦争映画らしからぬ沈鬱なBGMが強く印象に残ったものだ。
その沈鬱な「プラトーンのBGM※1」がAdagio for Strings(弦楽のためのアダージョ)というサミュエル・バーバーによるクラシックの楽曲であった事を知ったのは後日、で更にそれが「クラシック一発屋ランキング」で上位にランクされている(笑)と知ったのはつい最近。
一発屋て。
クラシック門外漢の自分にはクラシックにもそんなのがあるのかいという感じなのだが、一発屋ばかり集めたクラシックCDも出ているくらいなので、完全に同一とまではいかないまでも、概ねファンの間では共通認識となっているのかもしれない。

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※1 雛鳥のすりこみではないが、映画で触れるのが最初であればこのような認識となるのは致し方ない。同様に、洋楽を聴き始めるまでの子供時代の自分にとって Let it be は長らく「悪霊島のテーマ」であったのだ。ポールの代表曲をよりによって悪霊島のテーマはないだろう。