11.11.2010

定員一名の家。の、一階の間取り

どの辺が定員一名なのかといえばまずその広さ。
住宅ローン補助を受けられる最低ライン(50㎡)ぎりぎりの50.5㎡。
建坪でなく延床面積である事に注意。
一階と二階全て合わせてその面積の「家」なのだ。
絶対的には狭い。マンションでさえ決して広々とはいえないサイズだろう。
それでもただ狭いだけなら二人あるいはそれ以上で住めない事もない。
だがその間取りは完全に「自分の自分による自分のための」ものであり、
あくまで一人で暮らす事を前提としたものだ。

間取りは1DK。
ドアを開くと目の前にいきなりDK。
玄関ホールとか仕切りドアとかの類は一切ない。暖簾かけるスペースもない。
玄関たたきからいきなり真横に二階への階段が延び、左手奥にはフレームシンクが見える。
正面には大きな掃きだし窓。
その手前、右手には75cm角のダイニングテーブルに椅子(DKR)が二脚※1

シンクからさらに左手には壁を挟んで洗面・トイレ・風呂の水回りスペース。
洗濯機もここにある。

トイレとその他スペースとの間仕切りは基本的にない。
来客時のみ使用する簡単な目隠し(引き戸)はあるが、基本的には1Fはワンスペース。
なので、トイレから右手を見ればダイニングテーブル。
正面には洗面、風呂。全て仕切りなくつながっている。

 イメージとしてはワンルームマンションとか一間のアパートのような感じ。
バス・トイレ別、ただしトイレは仕切りなしと。



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※1 定員一名なのになぜ二脚?それは二名サイズのテーブルだから。二名サイズのダイニングテーブルに椅子が二脚というのは様式として求められるものであり、実際に使うかどうかは関係ない。コーヒーカップはソーサーに乗せて使うもの。コーヒーを飲むのにソーサーが必要かそうでないかはやはり関係ない。ブラックスーツの胸ポケットにはチーフ。それが実用的に意味があるのかどうかは同様に関係ない。バキといえばSAGA。それが本筋に必要かそうでないか、やはり関係ない。あってたまるか。

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