11.20.2010

職住近接の盲点

最も割安な通勤手段は定期券を購入した上での電車。
6ヶ月定期なら最強。
これ定説。


Orenimoarimashita_2


という訳で、家と職場がごく近い場合には
通勤定期は必ずしもお得であるとは言えないという話。
ええ今頃気付きましたが何か。

例えば自分の通勤先。
自宅最寄り駅からは東京メトロで4駅ないし5駅(二路線使用可)で、いずれも運賃は
初乗り料金(160円)で収まる。往復では320円。
この区間での6ヶ月定期券は36,830円。
一ヶ月あたりでは6,138円。

定期を買わず切符で通勤するとした場合、回数券を購入すれば10枚分の値段で11枚購入できるので、
運賃160円の区間を実質145.5円で利用できる。
週休二日で月間20日通勤とした場合は
1月あたり5,822円。


何と、割引効果が最も高い6ヶ月定期よりも
回数券をちまちま買った方が安くつくという結論に。
安いと言っても週末で二回乗れば逆転してしまう程度の差ではあるのだが、
「6ヶ月定期は圧倒的に安い」という先入観があった自分には
「初乗り料金区間では通勤定期の価格的メリットは全くない」という検証結果はかなり意外。

定期券はそもそもが
「期間分の運賃を纏めて先払い、後から回収」
という料金体系が以前から気に入らない点ではあったのだが、
その上別にお得でもないという事であれば尚の事タイ米大枚叩こうという気にもなりにくい。


考えてみれば、悪天候でもなければ休日の都内の移動は大抵バイク。
定期…解約しようかな。

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