パワステもブレーキサーボもABSもLSDも、今時軽自動車にだって当たり前についているドライバーをアシストする装置の一切合財がついていない車を走らせるのはいつだって気合が求められるのだが、昼間はよく晴れて気温が上がっても夜になると零度近くまで冷え込むこの時期はさらに格別。エアコンどころかヒーターすらなく、足元からすきま風がぴいぷう吹き込んでくるこの車には腹を括らなければ乗れない。タイヤが四つ付いたバイクと形容される所以である。
まあ腹を括ったところで寒いものは寒いし、ホッキョクグマじゃないんだから気温一度を気持ちよく感じる筈もない。とはいえ単に厚着すれば解決するという単純な話でもなく、デブ禁制のタイトなシートで着膨れてモコモコしていては身体を動かすこともままならない。振り返って目視確認するのも難儀な状態でハンドルを握るのはかなり危険。
車にヒーターがないのなら着るものに仕込めばいいじゃない。という事で、車を購入してから14回目の冬に今更ながら真冬のドライブ環境改善を検討する。
ヒーターを仕込んだジャケットを探してみると…KLANのヒータージャケット/ベストとか。
良さげではあるがバッテリ直結しないといけないので加工が面倒くさいのと、なかなかに高価。
ていうかそれ以前に全部売り切れ。
どんなにいいものでも手に入らなくては意味がない。これからでも入手できるブツを探すと…
何れも工事不要の充電式だが、首筋にヒーターを仕込んだ通販生活の電気ベストに対し、ヒーターが二面あって体の前後を温められるベスウォーマーの電気ベスト。
どちらも甲乙つけがたい。
見た目はどちらもダサい。
取り敢えずこのどちらかを試してみるか…
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