2671年目の建国記念日、小さな家に初めて雪が降る。
雪だ雪だ!とそれだけで幾分気持ちがハイになる性分。
積もるかな…積もったらいいなあ(連休中だし)。
都内では大体今くらいの時期に一旦寒の戻りがあり、今日のように雪が降ったりするのだが、この時期を過ぎるともう春一直線で気温も花粉も右肩上がりで伸びていく。東京の冬は短い。
雪ともなれば家の中もそれなりに冷えるが、冬の冷たい空気は清浄な感じがして悪くない。エアコンを付けずとも電気毛布が一枚あればそこそこ快適に居る事が出来る。逆にぬくぬくに暖房した室内から窓を通して凍てつく外界を眺めるのもまた一興。これが夏だとロールスクリーンを下ろして日光を遮断し何が何でも冷房の一択となるから面白くない(昨今の都内の夏ときたら『夏は暑いものー』なんて嘯いてやせ我慢していられるレベルではない。本当に死ぬ)。
大きな掃き出し窓に正対してソファに座り、窓の向こうのぽっかりと空いた空間に降り続く雪をじっと眺める。
特有のリスクで敬遠される擁壁の土地も、この窓があるなら自分にとって選ぶ価値はあったのだ。
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