2.19.2011

それなりに古株

両脇の隣家の片側は以前この家の土地の地主であった方が住んでいた。
その「前地主」さんは自分と入れ違うように出て行ってしまい、暫く空家となった家を若夫婦が購入して移り住んできたのが昨年の夏

もう片方のお隣は初老のご夫婦が住んでいるのだが、最近あまり姿を見かけない。
と思っていたら、ある晩帰宅する自分を追い越していった見慣れない車がそのお隣宅に駐車。
見慣れない車の運転席からは、見慣れない若い男性が降りてきた。
とりあえず歩み寄って挨拶すると、その男性は案の定、ご夫婦の息子さん。
しかしご夫婦は違うところに引っ越してしまい、代わりに住む事になったという事情を聞いて驚く。

自分が引っ越してきてから一年も経たない家に両隣の住人がそっくり入れ替わり、
気がつけば顔ぶれががらりと変わったこの一角は、比較的年配の住人が多いこの古い住宅街の中では格段の「若いエリア」に、そして気がつけば自分がその中で一番の古株かつ最年長者となってしまった。
といってもここで育ったであろう息子さんは新参者という立場でもないのだろうが、それでも相対的に「新入りの肩身の狭さ度」が軽減される身※1としては、以前より幾分気を楽に家の前で乗り物いじり※2を行う事が出来そうだ。

自分としては慎ましく日々を送っている…つもりではあるが、つもりはつもり。
自宅前での乗り物いじりが特段の近所迷惑になるとも思えないが、いずれも無音では出来ないしそれなりに動き回ったりもするので、特に乗り物に興味がない人の目には胡散臭く映るであろう可能性は否定できない。
その辺も若年の住人ならあまり気にしないかも、という期待。



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※1 別にびくびくしながら住んでいた訳ではないのだが、このお宅からは過去に建築工事の騒音で苦情を申し立てられた経緯もあって、あまり刺激しないようそれなりに気を使っていたのは確かであったり。
※2 バイク・自転車・自動車の整備や洗車等々。三つもあれば結構忙しい。

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