放っておいても20年は持つと言われているイペなのになぜ保護塗装を?
アーハーグックエスチョン(ショーンK風に)。
イペは確かに腐れや虫食いには極めて耐性が高い(らしい)のだが、紫外線を受ける表面は劣化と無縁というわけではない。屋外で紫外線に晒されたイペの変化で顕著なのはまず色で、これはものの2か月でグレーに変色。次いで表面がすこしずつやれてきてささくれなどが出てくるという。
イペ材のウッドデッキはその丈夫さ故に土足利用を前提としたハードユースが専らで、土足であれば多少のささくれは全く問題にならない。しかし我が家のウッドデッキは素足利用が前提なので、それなりに表面の劣化には気を遣う必要がある。
ていうか劣化しないうちからイペ材の表面は結構荒く、靴下は引っかかりまくりだし素足で摺り足などしようものなら間違いなく足にささくれが刺さる。
これでもサンダル利用履きが前提なら問題にならないレベルなのだが、我が家のウッ(略)
という訳でイペにしては異例の過保護な措置をとることとした。
まずは表面処理を念入りに。回転数を自由に変化させることが可能なBOSCHのグラインダーがここで大いに活躍。いちいち紙やすりなんかで擦ってらんないすよパイセンと呟きつつスイッチを入れtギュイーーーンシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャ
おたく的こだわりアイテムの一つ? |
タイルや鉄骨を切断した時ほどの轟音ではないが、サンディングの騒音も結構耳に来る。
イペ材の表面はあくまで粗く、グラインダーでいくら磨いても滑らかさには限度がある。所詮は風雨に晒されるウッドデッキであればあまり平滑さに拘っても仕方がない。ということでサンディングディスク二枚が潰れるまで、30分程度かけて一通り表面を撫でて終わりにする。
回転数を上げ過ぎて焦げ目が出来たりなんか絶対にしていない |
気になるざらつきを一通り慣らし、素足に堪えられる程度まで平滑化が終わったらいよいよ仕上げに保護塗料の塗布。もちろん木材の表面にニスの被膜を張って木の風合いを台無しにするなんて野暮なことはせず、表面に顔料入りの油を浸透させるタイプの保護塗料を用いる。無色より紫外線保護効果が高いダークブラウンの顔料が混じった塗料を手の届かない真裏を除いた木材の三方に満遍なく刷り込んでウッドデッキ作りの全工程は完了。
余り過ぎちゃってどうしましょう。毎年塗り直しても20年は軽く持ちそうな |
2009年11月から始まった家づくりもこれでやっと完成。
いやー面白かった!(もう一回やりたい?)うむ断る!笑
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