小さな家の小さなウッドデッキ。幹建設の工事が終わり引き渡された状態で完成度は9割。
残りは自分で。まずは軽く錆止め塗料が塗られただけの柵を塗装する。
塗装の前に改めて錆止めを施す。三階相当の高さがある一階に設けられたウッドデッキの柵が錆びて腐り、凭れ掛かった拍子に折れでもしたら即座に命にかかわる。絶対に錆びないよう、念には念を入れてがっちりと塗装する。
という訳で用意したのが常温亜鉛めっき塗料のローバル。塗るだけで亜鉛めっきと同等の強力な保護膜を形成するこの塗料を二度塗りして1L缶を二つ空にする。
亜鉛めっき塗料と仕上げのメタルペイントの合計で3kg以上の塗料をこの細い柵に上乗せするのはプロの目から見たらやり過ぎに映るかもしれないが、前述のとおり絶対に錆びてはいけない柵の保護が目的であれば決してやり過ぎとは思わない。錆を防ぐには徹底的に空気から鉄を遠ざけることであり、従って塗装は厚ければ厚いほどいいからだ。
コストと時間とクオリティの三点においていかに高いレベルで妥協点を見出すかがプロの仕事であり、妥協点など考慮せずに思うさまコストと時間を投入できるのがアマチュアの強み。
柵塗装の仕上がりに綺麗さは求めない。であればここはアマチュアリズムを大いに発揮して、塗って塗って塗りまくるのだ。あー楽し
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