S氏から
「また載ってますよ」
と教えて貰ったhomifyサイト、今回のお題はキッチン。
男向けに高さをオーダーした松岡製作所のフレームキッチンはステンレスの質がいいせいもあって、六年近く使用してそれなりに小傷だらけになっても錆びは出ていない。
ステンレスシンクはステンレスが命。昔住んでいたアパートについていた安シンクはステンレスと名乗るのが烏滸がましいほどステンフル、どんなに清潔に使用しても後から後から浮き上がる錆びで真っ赤になってしまって閉口したものだ※1。
今時の名の知れたメーカーのキッチンならまずそんな粗悪なステンレスを使用している事はないとは思うが、フレーム型にして良かったのはスッカスカの腰下が湿気や変なニオイやGの隠れ家とは無縁のオープンスペースとなった事、それが視覚的にも狭っ苦しさの緩和に貢献している事。その代わり収納スペースとして見込む事は出来ないが、食器や包丁の蒐集に興味はないので別に実害はない。
という訳で今のところキッチンシンクには何ら不満はないのだが、ふとコンクリートキッチンにしてみても良かったかなと思う時がある。ぱっと思いついたのは、床下の基礎を床上1m位まで立ち上げコンクリートの腰壁とし、その上部から真横に鉄筋コンクリートのキッチン天板を延ばし、型枠を外したら水栓とシンクとガスレンジの部分に穴をあけ、パーツを嵌めて脚のない超シンプルなキッチンシンクの出来上がりというもの。
頑丈でカッコよく、かつフレームキッチンより更に安く拵える事が出来るのではないか。難点は基礎コンクリートがそのまま室内まで進入する構造なので床との取り回しが難しいかもしれないところ、巨大な熱橋が出来るので特に冬場は外の冷気がダイレクトに伝わってきてしまう事、そしてレイアウト変更が絶対にできない事。コンクリートの角は凶器になり得るので子供のいる家庭にも向かないしS氏はきっと目を引ん剝く。でも誰かやってみてくれないかなあ、是非見てみたい。
_____________
※1 引き払う際に難癖つけられて法外な損害補償金をがっぽりふんだくられたのも今となってはいい思い出…になるわきゃあない。あの悪徳大家は碌な死に方をしないに違いない。あーもう死んでるなきっと
0 件のコメント:
コメントを投稿