そうなったらなったで、ぽっかり空いた無駄な空間が気になってくる。もう少し小さな本棚で十分だよねと。
自分がお金持ちなら、誂えたところに
「いやー本を整理したんでね、またこれに合うサイズのを製作してくれたまえよフォッフォッフォッ」
などとブランデーグラス片手に余裕こいてオーダーするところだが、生憎そんな財力は持ち合わせていない。それに勿体無い。
しかし(今となっては)無駄に大きい棚で貴重な空間スペースをとられるのも、ダンシャラーとしては捨て置くわけにはいかない。
ではどうするか。
一段カットするしかないでしょう。
遠い波蘭の地を彷徨しながらそんな事を思いつくと、帰国した次の週末に早速実行に移す。
ディスクブレード買ってきて~
軍手嵌めてマスクして~
コンセント繋いでスイッチオン~
ドギューーーーーーーーーーーーーン
ギャッギャッギャッギャッギャッギャッギャッギャッ
ヂュヂュヂュヂュヂュヂュヂュヂュヂュヂュヂュヂュイーーーーーーーーーーン
荒木飛呂彦風の轟音とともに猛烈に飛び散る火花に鉄粉、こりゃもう鉄工所だ鉄工所。
通報されかねない勢いだが、タイルをカットしたり床板を切ったりこれまでにも色々やっているので恐らくご近所にも免疫が出来ていて
「あいつまた何かやってらー」
くらいに見られてたのではないかと思う。
何とかカットを終えて断面を磨いて、鉄粉塗料を塗布したプラキャップを嵌めて無事終了。
「家具の高さを抑えると部屋が広く見える」という通説を身をもって実感。
もう一段カットして二段本棚に出来ればなおよし…いやそれは無理かな
窓枠に迫る元の高さに比べると |
随分低くなった |
切り離された四段目は捨てるのも勿体無いので実家に搬送、飾り台として第二の |