家の一部でも自分で作ってみたい、仕上げたい。
だけど腕に覚えもないしなんか怖いしどうしても勇気が出ない。
という向きにお勧めのページがこのBライフ研究所。
「都内から原付で半日」の山林地に土地建物合わせて100万円の予算でマイホームを手に入れ、出来うる限り最低限のコストで自由に日々を暮らす様子が綴られているこのウェブサイト(ブログ)は色々な意味で衝撃的なのだが、とりわけすごいのは僅か10万円で建てられたという家。
何がすごいって、
「腕にまったく覚えのないDIYの素人が」
「電動工具など文明の利器を一切用いず」
「ホームセンターに売っている資材のみを用いて」
「一から十まで(基礎さえ!)自分一人だけの力で家を建ててしまった」
という事実。
本人が自称する「金槌さえ握ったことのない素人」という言葉に嘘はない事はその仕上がりを見れば分かるが(失礼)、見てくれやグレードはともかく、それでもちゃんと家として機能しているのだから立派なもの。
金槌さえ握ったことのなかった素人でも、鋸と金槌とホムセン資材だけでなんとか家を作れるのだ。これに比べればDIYなどちょろいものだし、知らず知らずのうちに「上手くやらなきゃ」とDIYのハードルを自分で上げてしまうあまり一歩が踏み出せない身には『見た目が多少アレでも何とかなればそれでいいじゃない』と勇気づけられる気がしないだろうか。
経験から言っても、自宅の用途に供する限りにおいては多少失敗しても「それが何」で済む。不特定多数の人間にハードに扱われ、それ故に些細な瑕疵が致命的な欠陥となりうる公共施設なんかとは使用環境のシビアさがまるで違うからだ。
やってみれば意外に何とかなるのがDIY。でもどうせやるなら綺麗にやりたいけど(←どっちだよ)。
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