自転車通勤を始めてから風邪のひとつも引いていないのは別に身体が丈夫になった訳ではなくて、様々な健康状態の不特定多数の人間と密閉空間で密着する事を強いられる通勤電車の車両というものがいかに感染リスクの高い空間であるか、という事の表れではないかと思う。
特に冬場は無駄に暖房がきつい車内と外との寒暖の差で体調を崩しがちだったり、あっちでゴホゴホこっちでヘクションヘクションとやばそうな状態の乗客が必ず何人かいたり、何でこのおっさんは人の隣で口を覆わないでくしゃみ連発してんだこの野郎なんて軽くムカついたりで更にリスクが高い。
傍からは寒そうに見える冬場の自転車通勤も、勘所さえ抑えておけば
※1薄着でもそれ程寒さは感じない。漕ぎ出せば身体は自然と温まり、会社に着く頃には軽く汗ばむほどだ。
カラッとした快晴に澄んで乾燥した空気、身につけるグラブやマフラーを選ぶ楽しみ、きらきらしい街の灯り。敬遠する人も多い冬場こそ、実は楽しい自転車通勤の大穴なのかもしれない。
※2
何となくわくわくする冬の雰囲気がよく出ていて最近お気に入りの映像がこれ。何か楽しそう。
これを見ると若い頃に仲間と金を出しあってボロいバンを購入し、鉄パイプだの何だの持ち寄って冬山エキスプレスに魔改造した日々を思い出す。金はなくとも暇はあったねえ(笑)
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※1 身体の先端部と腹部をしっかり保温し、襟元からの風の侵入を防ぐ。東京の冬程度であればこれで十分暖かい
※2 あくまで東京の話。道路が凍結したり雪に覆われるレベルであれば潔く諦めるべし。しんでしまいますよ!(WIZ)