10.29.2017

おろしや国一週間(11)12月13日 ペトロザボーツクーサンクトペテルブルク

カレリアホテルのレストランにどっかと腰を据えて飲んだり食べたり画像のチェックしたりBooking.comで今晩の宿探しなどしているうちに外はすっかり暗くなり、今晩の目的地であるサンクトペテルブルク行き特急の出発時間が迫ってきた。
預けてある荷物を引き取ってタクシーを呼んでもらい、再びペトロザボーツク駅へ。ここで料金を払ったときに初めて朝のホテルへのタクシー代金は正規の三倍もぼったくられていたことに気づく。白タクならともかく、駅のタクシー乗り場に並んでいる正規のタクシーでこれ。気を付けるべし…といっても気をつけようがない。ぼったくられるのが嫌なら厳寒の中荷物を抱えて歩くしかないのだから事実上選択の余地はない。これは悪質。
ということで、真冬にペトロザボーツクを訪れる方は否応なくタクシーにぼったくられることを覚悟すべし。金額にすれば千円程度の違いでしかないんだけどね

戻ってきたペトロザボーツク駅


サンクトペテルブルク行き特急は18時発

ペトロザボーツクとサンクトペテルブルクをおよそ4時間弱で結ぶ特急電車は真新しく清潔で極めて快適。各列に電源はあるしトイレはやたら広いし、移動販売のお姉さんがなぜか紙コップに直接コーヒー粉をぶち込んだことを除けば何の問題もない。



荷物置きが室内にあるのは防犯を考えれば当然で、室外に置かせる新幹線はその点非常に日本らしい

トイレの広さは新幹線の三倍

きちんとした身なりのイングリッシュスピーカー、だけどバカ舌なのが玉に瑕のビジネスマン

相席に座ったのはこの国には珍しくスーツにネクタイ姿のビジネスマンらしき中年男性。粉だらけのコーヒーを顔をしかめてすすっている自分を見て

「美味しいかい?」
「んー。ま、まあ悪くないね」
「どれ私も飲んでみるか」

と自分に続いてコーヒーを注文する。
しめしめ犠牲者の道連れができたぞ。と思いつつこっそり様子をうかがうと、同じようにコーヒー粉が直接ぶち込まれたコーヒーを美味そうにすすって満足気な顔。
…バカ舌か?


ロシアの売り子はコーヒーの淹れ方を勉強すべし

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※1 ホテルが呼ぶタクシーは最も信用できる。少なくともぼったくられることはない。タクシーにとって地元のホテルは一番の上客だし、ぼったくりの苦情が入ったホテルから信用を損なえばその上客を失う事になるのだから当然。

1 件のコメント:

  1. お~冬の旅行記がまた冬に戻って、リアル感が!・・・

    写真2枚目、いい感じですね・・?
    電球の色が違うのは、切れた順番にLEDに交換、ってところですかね。。

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