4.18.2017

貴重な擁壁建築現場

なんということでしょう
営業でもないのに先週は二回に分けて三日も出張になってしまいました。
なんということでしょう。
仕事は絶対家に持ち帰らない主義なのに、この週末はその主義を曲げてでも家で報告書を書き上げなくてはならない状況になってしまいました。
それなのに今日も昼飯どころかトイレに行く暇もろくにとれないほど忙しくなるとは、本当になんということでしょう

ていうかよー大体よー忙しい忙しいという奴ほど仕事できないんだよ。お前はミサワかよって
ケッ(やさぐれてる)



我が家のご近所の二世帯が同時に取り壊されて更地になってから半年近くが過ぎた。
この土地に古くからある家らしいゆったりした土地は更地にしてみると都心にあるまじき広さが際立ち、売り値をつけるならどんなに安く見積もっても三億円は下るまい。
これからこの土地はどうなるのか、元の家主が新築に建て替えるのか、品のいい低層マンションでも建つのか、あるいは分割して宅地として売りに出されるのか。一番いいのは元の家主がそのまま新築することだけれど、それでなければいっそ区が買い取って公園緑地にでもしてもらうのがいい。一番避けて欲しいのは建売業者が買い上げて羊羹みたいに細々と分割した挙句に金太郎飴みたいなつまんねえ建売を並べて埋めてしまうことで、まーこの街で最も小さな家に住む自分が言えた義理ではないのだけれど、いや先住者としてそこは言えた義理だ。そういうことで。

階段沿いの斜面に面したこの土地に先週から重機が入り、何やら掘り返して漸く工事が始まった。
よく見るとこれは擁壁を作り直す工事で、古い擁壁を崩し土地を掘り下げてから新しくL字型の擁壁を作成しているところ。
昔と違って擁壁を新造するには構造計算が必要とされるので、擁壁の高さによって求められるL字の底辺の長さは違うはず…そう思って反対側から見たら、やっぱりそうだった。
擁壁新築工事などそうそうお目にかかれるものではないので、以下の画像は割と貴重。な筈

こっち側から見れば逆L字型
奥に行くほど擁壁の高さが高く、したがって底面積も広くとられているのが分かる

擁壁を作り直すということは建て替えなのか、それとも擁壁を直したところで改めて売りに出されることになるのか。何でもいいけどあまり土地いっぱいにぎゅうぎゅうに建物を建てず、ゆったりと作って欲しいね。ゆったり(だからお前が言うなと)

2 件のコメント:

  1. 車を考えると土地を分割しても難しいですし、マンションか、賃貸併用住宅か。。
    崖地って、とにかく大変。くい打ちの時の事を思い出しますよ。

    それにしても、「家らしい家」だったのに、残念。。

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  2. そんなこと言ったら羊羹と金太郎飴が気の毒です( ;∀;) (笑)

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