2.26.2016

雨男の災難

ああああ何で予定日に合わせて終日雨になってるんだ!
雨が入ってくるんだよこの車は!雨の中一晩停めたら水没するんだよこの車は!
行先変更!
宿キャンセル!
キャンセル料100%!
涙!



業務連絡

伐採完了…


2.25.2016

冬のグランドツーリング

徳大寺有恒の持ち味はエッセイにあり。これも面白い

波蘭の旅から二年、今年の冬もまた休暇を取得して旅に出たかったのだが諸々の事情で冬休み取得は叶わず。まあ環境が変わったばかりでいきなり長期休暇を取得するのも、今後の自分の立場への影響を考えれば控えておいた方が無難というもの。
嫌だねえサラリーマン根性。

とはいえただ唯々諾々と仕事に勤しむばかりじゃ面白くない。幸い今月は会社制度として定められているバースデイ休暇を取得できる月。たった一日だが、これを週末と組み合わせて三連休としどこかに出かけよう。

昨夏のグランドツーリングは実に面白かった。そして都内からむつ市までの770㎞をワンストップで走破した事で自信もついた。誰が見ても長距離ドライブに使えなさそうな車であっても、素性※1さえ良ければ何ら問題なくGTカーとして使えるのだ。
冬の寒さも、摂氏35度超えの中を五日間で2,000km近く走った自分にとっては恐るるに足らず。寒さは暑さより遥かに凌ぎ易いのであれば尚更。

という事で行くぜ冬のグラツー。
行先として真っ先に浮かんだのは昨夏のグラツーで断念を余儀なくされた米沢だが、山深い米沢の二月はまだ完全に雪に覆われているのでさすがに無理。いかに気合を入れても物理法則には逆らえない。
米沢はまた別の機会に譲ることとして、今回は雪のない太平洋側で国宝歴訪のグランドツーリング三日間の旅に決定。いやー楽しみ


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※1 素性=カタログスペックにあらず。趣味としてのドライブがすっかり廃れてしまったのは巷間に素性がよろしくない車が増えてしまったからではなかろうか。これについてはまた日を改めて

2.16.2016

Money changes all

最近出版界を賑わしている雑誌ku:nelの変貌ぶりと炎上。
S氏も「何故だ!」と嘆いていたが、これまでの経験上「あの人って変わっちゃったね」と言われるほどの変貌には大抵金が絡んでいる。大金を得たか、失ったか、或いは争っている最中か。
人が作る雑誌も同じこと。と思ってあれこれ見てみたら、やっぱりそうだった
まあ仕方ないかな。販売収益だけで成り立つ雑誌など少年ジャンプくらいなもんで、99%の雑誌は広告収入にその収益を頼っているのは周知の事実。未曽有の出版不況の嵐の中で生き残るためには綺麗ごとなど言っていられないか…?
しかしこれもこれまでの知見でいえば、販売テコ入れの為に誌面を刷新した雑誌がV字回復を果たした例はあまりなくて、大抵は程なくして休刊(という名の廃刊)に追い込まれている。さてこの雑誌はどうだろう。

2.15.2016

比較の輪廻に嵌まらないために

ハードラックとダンスっちまった、みたいな?

史上最低の低金利を受けてか、近頃身の回りでマンションを検討する人が目立つようになった。
新規購入も買い替えも。自分は何ら関係がないのだが、間取り鑑賞愛好家の間取りストとして、またマンションポエム愛好家として、検討対象として聞かされたマンションを一緒になって眺めて楽しんでいる(人の買い物を横から見るのは実に面白い)。
しかしつくづく思うのは、自分はマンション、特に新築マンションの購入には全く向かない人間だなあと。なぜなら新しいマンションは後から後から建設されるし、それぞれ魅力的な外観と設備と蠱惑的なポエム笑を兼ね備えているのだから飽きっぽい自分が目移りしないわけがない。六年前にこの家を建てる代わりに新築マンションを購入していたならばどうなっていたか。きっとあれやこれや新しいマンションに目移りしては現在のマンションと天秤にかけ、売却時の資産価値を確認して資金繰りをシミュレートし、実際にもう買い替えの一回くらい実行に移しているかもしれない。そうして引っ越して満足したのもつかの間、また一年も経てば他に目移りが始まるのは目に見えている。年を取ってローンが組めなくなるまでそれは続くだろう。

どれだけ無駄に時間と金を費やす人生だろうか。しかし与えられた間取りに与えられた設備、与えられたインテリアの「既製品の商品」としての家ならば常に上には上があるのが現実。一軒家でも建売ならば同じこと。自分に合わせて作った家(或いは自分に合わせてリノベーションしたマンション)を手に入れて初めてその螺旋から降りることが出来るのかもしれない。
これほど移り気な人間はそうはいないかもしれないが、その自覚がある人なら家を既製品で済ませるのはやめといた方がいいかな。短い人生で無駄に回り道をすることはない。

2.14.2016

家の新陳代謝


冬の真っただ中ににまた一つ歳を取っても物欲は未だ衰えず、あれもこれもという欲しいものがウェイティングリストに連なっている。しかし物欲の赴くままモノを買い入れるならこの小さな家は忽ち足の踏み場もないゴミ屋敷と化してしまうので、己に課しているルールは持ち物の新陳代謝。新しいモノを一つ買い入れるなら今あるモノを一つ手放すのが基本ルール。

戦力外通知を下すのは主に「これまであまり出場機会がなく、今後も活躍の見込みがない」干され選手になるのだが、干されている分コンディションはやたらと良好、しかも過去にそれなりの代価を払って獲得してきた選手であれば尚更捨てるには忍びないと躊躇ってしまうのが人の性。
そこで活用するのがヤフオク、捨てるのでなく金銭トレードに出すということなら手放すことへの心理的障壁はぐっと低くなる。売れるかといえば売れる。ただしそれなりに名が通っていて程度がよく、儲け心を出さずに捨てるよりマシか程度の値付けで出品すれば※1。ビンテージアイテムはより嗜好性が強く、定価を無視して高く競り上がるモノと捨て値でも半永久的にスルーされ続ける回転寿司状態のモノとの差が激しい。

冬のシーズンオフ間の選手の移動を俗にストーブリーグというのだが、我が家のストーブリーグは年中無休。この冬は普段にも増して活況を呈していて、コートを入手する代わりにコートを手放し、セーターを入手する代わりにセーターを手放し、ブラウスを入手する代わりにブラウスを手放し、カフリンクスを入手する代わりにカフリンクスを手放し、エトセトラエトセトラで新陳代謝は今も進行中。資金繰りの折を見て洗面と風呂の照明の入れ替えも計画しているのだが、汎用品の照明器具は売れないだろうなさすがに。

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※1 ヤフオク歴20年あまり、高値を期待してそうでもなかったりその逆であったりという見込み違いは数あれど、最後まで売れなかったものは一つもなし