こいつのせいで今月も大赤字 |
毎年少なからざる税金を収めなければ所有が認められない、それって果たして私有物と言えるのかと。リースと同じではないのかと。
実際、こうして比べてみると借地も所有地もその内容には殆ど変わりがない。
毎月の地代を地主に納めて土地を使用する借地。
借地権は売買出来るし担保にも出来る。相続も出来る。
しかし地代が払えなくなれば地主に取り上げられる。
地代はかかるが固定資産税はかからない。
買うのも売るのも安い。
毎年の固定資産税を市区町村に納めて土地を使用する所有地。
所有権は売買出来るし担保にも出来る。相続も出来る。
しかし税金が払えなくなれば市区町村に取り上げられる。
固定資産税はかかるが地代はかからない。
買うのも売るのも高い。
唯一の違いが借地は返還期限が決まっているという事。しかし旧法借地権が適用されている借地においてはその期限はないも同然で、本当に税金を払うか地代を払うかの違いでしかない。
要するに、所有地もその実は「市区町村(ひいては国)という地主に固定資産税という名の地代を毎年払って使用する借地」であるのに過ぎない。
逆に考えれば、特に自分のような相続すべき者もいない身が永住目的で取得するにあたっては借地のデメリットは殆どない。寧ろ安くつく分いい事だらけ※1。
土地を検索する時当たり前のように絞り込み条件「所有権」にチェックを入れていたものだが、それを外していれば…今頃違った場所で違った生活を送っていたかもしれない。
それはそうとこれ、コンビニで払い込めるのは便利でいいんだけど、もう少し納税手段を柔軟に考えてくれないかな。楽天ポイントやTポイントを使えるようにするとか、ていうか夫役を復活させて選択可能としてくれれば、横断歩道で黄色い旗振るおじさんを毎朝一時間やれば時給換算して軽減してくれるとかすればそっちを選ぶんだけど。割とマジで
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※1 そういった花より団子派というか名より実を取る消費者に向けた都心部の借地権つき新築マンションも、最近はちらほらと出てきている。港区の新築マンションなんか普通のサラリーマンにはまず手が届かないが、借地権付きなら十分選択肢に入るという。しかし世帯平均年収が一千万円を超えてる港区って何なんだ一体
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