12.20.2014

寄り道ポイント復活

この春に惜しまれつつ閉店した神楽坂上の文鳥堂書店
後にはどうせつまらない不動産屋でも入るのだろうと思っていたがしばらくの間空き家状態が続き、漸く10月あたりから何やら改装工事が始まったと思うと、出来上がったのは意外な事にまたも本屋。
正確には本屋兼カフェ兼ギャラリー、その名をかもめブックス。

11月29日開店
手前がカフェとバー(月替わりで全国の地ビールを供するそうな)、奥が若手作家の小品が並ぶギャラリー、それ以外が本と雑貨という間取りなので普通の本屋のようにぎっしりと品揃えが豊富な訳ではないが、その分店のカラーに合わせて選んだ書籍のみ並べているような感じ。いわゆるビジネス新書の類は一切ないしベストセラーが堆く平積みになっている事もないが、かといってサブカルやマニアックに傾倒しているでもない、丁度いいバランスの品揃え。コミックスの種類も数える程しかないが、進撃もワンピも置いてない代わりに「きのう何食べた?」「山賊ダイアリー」に加え旧作の「バカ姉弟」と、こちらも中々分かってらっしゃる。

普通な割にお値段高めなコーヒーは立ち寄る度に飲む程でもないが、こういう面白い店はぜひこの方向性を守りながら、採算ベースにうまく乗せて生き残って欲しいと思う。長尺タイルをヘリンボーン貼りするような趣味のいいタイル使いのお店には。

タイルDIYerとしてはやはりタイルが気になる


1 件のコメント:

  1. 生き残りも大変だろうけど、こうゆう本屋、増えて欲しいですね。

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