3.16.2013

六回目の車検

春は花粉と車検の季節。
昨秋に14年目に突入した車を六回目の車検の為に乗り出す。※1
ナビシートには取り寄せたパーツ。

メーターユニットとダンパー、あわせて九万円弱。円高万歳

メーターは三回目の故障、ドアダンパーは完全に圧が抜けきってしまっている為、いずれも車検に併せて交換を依頼する。
旧いルノーのオーナーなら、JAX以降の正規ディーラーはパーツ取り寄せにおいて全く役立たずである事を知っている。ユーザの問い合わせは何ヶ月も放置された挙句、催促すると「ありませんでした」と気の抜けた返事を投げ返されるのが常。しかし日本でこそマイナーだが、欧州におけるルノーはトヨタのような存在。専用パーツならともかく汎用パーツがそう簡単に欠品となる筈もなく、要するに真面目に探していないだけなのだ。
これらパーツも本国のショップから直接買い付けたもの。ルノジャポに任せていては恐らく永遠に手には入るまい。

新幹線高架真下のオサレなファクトリー

車を持ち込んだ先は、いつものように横浜のSiFo
メルセデス・ベンツやBMW、アウディといったメジャーなメーカーの車に乗られている方には想像し辛いだろうが、数年おきにコロコロ変わりその都度経験値がリセットされてきた正規ディーラーよりも、民間の専門ショップの方が旧い車を維持するには遥かに頼りになるのが実際のところ。「これなんて車ですか」なんてとぼけた事をのたまう「正規ディーラー」なんかに大事な車を任せる気には到底ならないものだ(実話)。

同時にタイミングベルトとT/Mオイルの交換も行うので、相当な出費が予想される今回の車検。
どうせ金がかかるなら少しでも楽しまなければ損という訳で、別になくても困らないのだが代車を出して貰う。


なぜか徳島

4M以下の車しか収容できないシェルターの都合に合わせて「小さな車」をリクエストしたところ、代車としてあてがわれたのはMTのトゥインゴ。
唐突に制動が立ち上がるブレーキのタッチこそ気に入らないが、小排気量(1.1L)とターボの組み合わせできびきびとした走りは「クープデザルプ(英語で言えばアルパインクーペ)」のバージョン名に恥じず、なかなかに楽しい車。特筆すべきは、軽自動車に毛の生えた程度の車格には勿体無いほどよくできたシート。一回り大きい実家のフィットよりもシートの出来はこちらの方が数段上。このシートはいいね。
車検が終わるまでこの車で楽しみますか…


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※1 故障に伴うパーツ待ちで長期入庫中に検切れとなったのが原因で、購入月と車検月が半年ばかりずれている。

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