6.19.2012

不快指数100%の描写にチャレンジする

台風の夜、帰りの地下鉄ホームは朝のラッシュ時を凌ぐ程の人で溢れ、ホームから今にも溢れてこぼれ落ちそうな有様であればやって来た電車にもなかなか乗れない。人いきれの中電車を一二本遣り過して漸く乗れた車両は両足を床に置く隙間もない混雑ぶりで、気温30度を軽く超えているであろう超満員の車内は限りなく100%に近い湿度に燻された乗客から醸し出される体臭と汗の臭いでむせかえるよう。身動き一つとれない車内でじっとりと汗が滴る手足を蝸牛の交尾の如く絡ませ合い、背を伝う汗の気持ち悪さに耐えながらやっとの事で下車駅に到着すると湿った肉塊を掻き分け掻き分け這うようにして車両から転がり出、家に帰って身を改めれば踝あたりに身に覚えのない気持ちの悪い痣が一つ二つ。

いやあ夏の満員電車って最低ですね


書いてて気分が悪くなってきたぞ

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