摂氏三十度まで上昇した気温に70%以上の湿度、そしてほぼ風量ゼロ。
梅雨の合間の蒸し暑い日、それでも四方の窓を開け放てば外から家の中を微かに通り抜ける空気で気持ち涼しげに。
集合住宅にない一戸建ての利点「全方位の窓」の良さが分かるのはこういう時。モノスペースのフロアの四方につけられた窓を全て開けば内と外との境界線も曖昧になる気がする。
そして雨が降り出しても慌てて窓を閉じなくて済むのは庇のお陰。庇は大事(なぜ最近の家は窓に庇がないのだろう?)。
6.15.2013
6.08.2013
あの土地は今(円山町)
平日昼間の渋谷は混雑もそれ程ひどくはなく、年配者の姿もちらほら見えて少しは普通の街のように見える。これが休日だったらまず終日道路が見えないほどの混雑、そして街を埋める人の群れは見渡す限り全部歳下という異様な風景に居心地の悪さを感じずにはいられない。
そんな渋谷の街の中の土地の購入をかつて検討した事もあったのだ。それはひとえに渋谷アドレスっていいなあというミーハー精神の発露に他ならなかったのだが。アホかと。
所用を終えると帰社の前に少し寄り道、その土地がある円山町まで足をのばす。
以前にも書いたが、かつて購入を検討した土地の近くを通った時は、必ず立ち寄って現況を確認する事としている。大抵は誰かが購入して家を建てているのだが、もしかしてそれが自分の家だったのかもしれないと思うと感慨深いものがある。
円山町の土地はわずかに10坪。建売住宅も建たない小さな土地であれば、購入者は知恵を絞り悪条件をものともしないコンパクトで快適な家を建てているのに違いない。
などと期待しつつたどり着くと…
駐輪場になっていたでござる
やっぱり難しいよなーこれは。
ラブホ街のど真ん中でマンションとラブホにきっちりと囲まれた10坪、幅3mに満たない狭い前面道路の向こうにもマンション、したがって陽当たりも車で進入するのも絶望的。いくらなんでもハードボイルドすぎるという事で自分の購入候補からは早々に脱落したのだが、そこを何とかしてやろうというチャレンジャーはついぞ現れなかったらしい。むべなるかな。
仕方ないので通りすがりの猫をいじって本日の寄り道終了。
なでれや |
6.06.2013
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