3.17.2012

2月18日 Helsinki





オットセイにかしづかれて半裸で立つバルトの乙女。超寒そう


フィンランドと言えば北欧デザインの老舗。
今年は改めてデザイン立国としてキャラを立てていく意気込みで、街のあちこちには"WORLD DESIGN CAPITAL"のロゴが目立つ。




フィンランドの会社といえば一般的に知名度の高いのはNOKIAとSUUNTO、加えてインテリア好きなら誰でも知ってるartek、食器好きなら知らぬものはないiittalaにARABIA。何れもデザインで売っている製品。NOKIAとartekを除けば我が家にも思い当たるのがいくつか。別に北欧デザインのファンてわけではないんすけど。



本家のiittalaとartekを冷やかすが、置いてある製品は既に見たことがあるのばかり。グローバル化が進むとこの辺意外性がなくてつまらないね


欧州の若者に根強い人気の村上春樹。ノルウェイの森は38.1ユーロ。
 



胡麻のように黒く見えるのは北欧の冬におなじみの滑り止めの砂利。時折清掃車のような特殊車両が通っては角張った砂利を撒きちらしている。確かに滑り止めにはなるが、これ春になったら道はえらいことになるのではないだろうか。


これも北欧恒例の即席スケートリンク

この本屋の上にアアルトカフェがあると聞いたのだが…ないなー。おっかしーなー

3.13.2012

集合住宅の思わぬリスク

以前このブログでも取り上げた事のある大島てる。
先日久々にサイトを覗いてみた。
「へー随分記事が増えてるなー」などと思いつつ、何とはなしにサイトをパラパラめくっていたところ、ある画面でマウスを操る右手が止まる。

これ、彼のマンションじゃないか?

前に見たときにはなかった「自殺」の記事が追加されたマンション名と地図で示された住所には見覚えがある。ありすぎる。
心当たりのある友人に確認してみたところ、これが見事にビンゴ。

「サイト見た。全然知らなかった。物件の価値が下がるからやめて欲しい…」
知ってても知らなくてもどうしようもない話で、まあ御愁傷様としかいいようがないのだが、しかし色々な人が集まって住むのが集合住宅であれば、それは中には首を吊る人も出てくるだろう※1。確率の問題だ。

大規模マンションでフロアも離れていれば首吊り騒ぎの一つや二つ起こっても気付かなくても不思議はないのだが、そのような場合でも果たして彼の言うとおり査定額に影響するのかどうか。
建物内で発生した事故が心理的瑕疵に該当するかどうかは結局買い手の受け取り方次第だが、そのリスクがより少ないのは大規模マンションの方だろう。

・全300戸のタワーマンション、10階離れた部屋で自殺がありました。
・全5世帯のテラスハウス、真ん中の物件で自殺がありました。

どちらの物件が敬遠されやすいかと言えば、どう考えても後者。
大規模物件は管理費や修繕積立費の安さだけでなく、事故が起こった際の心理的瑕疵の発生リスクについても有利と言えそうだ…てそんな事まで考えてマンション選ぶ人はいないか。いないな。



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※1 平成10年から13年連続で国内の自殺者数は3万人を上回り、過去10年で累計32万人以上が自ら命を絶っている。10年間で秋田市民がひとり残らず自殺してしまい、さらに毎年島根県が丸ごと消滅。人口統計上ではそれと同じ事が確かに起きていて…そう考えると何とも気味の悪い国。

3.12.2012

1年

この1年は色々な事がありすぎて何だか随分昔のような気がするけれど、まだたったの1年。
復興への道のりは遠く国土の汚染は今なお続き、世界の日本に対する視線もまだまだ厳しいものがあるけれど、前進あるのみ。

この国を構成する最小単位の一つとして。
自棄に陥ることなく立ち竦むことなく、巡る日々の中でおのが為すべきことを為し、明日にも失われるかもしれないこの日常を淡々と、しかし悔いの残らないように生きる事。
運動家ならざる一市民の身としてはこれしかないのではないかと思う。

あー選挙権はしっかり行使させてもらいますよ。それは勿論。

3.06.2012

未だに足が痛い、ついでに頭も痛い

休暇が終わって社会復帰したものの生憎の悪天候が続き、気が付けば軽く2週間以上も自転車から離れている事に。今日も午前中は天気が悪そうなので、自転車通勤再開は明日に持ち越し。

サンミシェル沿い、リュクサンブール駅近くのママチャリ屋。自転車屋も増えてたなー

久しぶりのパリは大きな変化が二つ。一つは喫煙者の姿が激減していた事(パリなのに!)、もう一つは街を走る自転車の姿が激増していた事。大通りでは自転車レーンもちゃんと広く確保されていて走りやすそう。快走する自転車はそのほとんどがママチャリ(たまにMTBやクロス)でドロハンのロードバイクなど皆無、しかし老若男女問わずきちんとヘルメットは装着しているところが合理主義(ケチともいう)の国の人らしくて面白い。

で、いいなーと思いつつ帰ってきてみれば、相変わらず机上の空論にうつつを抜かしている訳ですなこの国のお役人達は。
なぜここまでして対面交通に固執するのか全く理解できないし、しかもそれを走りながら交差させる?
サーカスか。ていうか誰も守るわけないだろこんな危険なルール。
ただでさえ危険な都内の自転車事情がますます悪化しそうで頭痛い。本当に非合理大好きだねこの国の行政は。

2.29.2012

旅から戻ってまずした事は

旅の間を通して守るべき主人の足(右足の甲とアキレス腱)を散々に痛めつけてくれたろくでもないブーツを脱ぎ捨ててゴミ箱に放り込む事だった。

「デッドストックの旧い仏軍ブーツ」…ごついアンクルストラップを備えたその褐色のブーツはいかにも頑丈そうな見てくれで旅用にうってつけだと期待したのものだが、防水性が皆無である事を露呈しただけでなく水を吸ってギプスのように固まって縮まったそれはもはや靴というより只の拷問具。絶えず鉄の環で足を締め付けられるような痛みに苛まされ、最後の三日間は殆ど足を引き摺って歩きながら、やはり古い革は駄目だと身をもって思い知った痛い教訓。

これだけ辛ければ普通は現地で買い換えるものだが…日本に戻れば靴は十分足りていると思うと、残り三日何とか我慢しようとか思ってしまうんだよなあ。只のケチとも言う。

2.17.2012

出発前夜

今日くらいは早く帰ろうと思いつつ、やはり今日も遅くなる。
外れた天気予報を恨みつつ小雪舞う中を帰宅すると自転車をフックに掛け、玄関をくぐって二階へ。
抱っこをせがむ居候を引っ掴んでケージからバスケットに入れ、バスケットをバッグに入れ、ここらへんで少し思い直して居候を取り出してひとしきりもふもふし、またバスケットに戻しバッグを提げて駅へ向かう。
東大和市駅まで一時間強、駅前にはお世話になっているペットショップの主人が待っている。
バッグを渡すと来た道を引き返し、再び玄関のドアを開ける頃は日付が変わっている。

居候のケージとトイレを掃除し、もう片方の居候の水を替え、残りの荷造りを仕上げ、デジカメのバッテリーを充電し、何通かメールを書き、ネットから到着日のホテルと現地移動のSAS便を予約し(今頃かよ)…
ああ寝る暇無いな。ていうか寝たらヤバそう、寝坊の予感がする。寝るのは飛行機に搭乗するまでお預けだ。うんそうしよう。あ、晩ご飯食べなきゃ。


2.13.2012

旅支度など


五年ぶりの夏休みに向けて旅支度など。
把瑠都の初優勝に沸き立つ(嘘)バルト諸国には初めての渡航になるが最後はパリで締める。相棒はいつものD200。
旧式化著しく最早話題に上ることもなくなったD200はこれが恐らく最後のご奉公。次はD800か、それとも型落ちとなって値段の落ちたD700か。動画機能とか要らないし、憧れのフルサイズを堪能するならD700で十分かも。差額でチケット代が出る。


「行って何するの」

「いやフラフラするの」

「…何でわざわざそんな寒いところに」

「把瑠都優勝で今、バルトがアツい!」

「…。」

「今、バルトがアツい!」

「(無視して)大寒波が来てるみたいだけど?」




え。



トゥインゴだな


これはピンチか。


2.12.2012

リフォーム要る?



間取り図がついた家やマンションの物件チラシを見るのが昔から好きだった。自分の家を持った今でもつい手に取って見てしまう。
特に中古物件が興味深い。この辺の場所でこのくらいの広さでこの階だと新築時は大体この位、築何年でこれだと結構値段が残ってる方だなとか、結構安いのは駅遠のせいかなとか想像するのも面白い。
しかし残念なのは、チラシを作るほど気合を入れて売り出されているマンションは例外なく「フルリフォーム済」である事。

フルリフォーム…やっちまったね余計な事を、と思ってしまう。
現状ママでは売りづらいと考えるのは分かるが、新築と同じように見せるリフォームをしてみたところで所詮中古は中古、新築には敵わない。新築に似せることを目的としたありきたりのリフォームを施して「新築みたいでしょ、でも安いでしょ」という売り方をするのは、中古マンションを求める消費者を専ら「新築に手が届かない人」と些か安易に想定しているからだ。しかし今日日の消費者にはそういう人ばかりではない。オリジナリティを求め敢えて中古を選ぶ層は確実に存在する。

所詮中古は中古、ならば中古である事を隠そうとするよりも、新築には真似の出来ない事を売りにした方がいいのではないだろうか。即ち、買った後で好きなようにリノベして下さいというスタンスで完全なドンガラ状態で販売するのだ。他にない珍しい売り方であれば記事になるかもしれないし、そうなれば無料で宣伝効果も期待できる。リフォーム代分売り出し価格を低く設定できるし、何ならリフォーム会社と提携して紹介料をとってもいい。
マンションを買うのにわざわざ余計な苦労をしたくないという消費者が大多数である限り「新築そっくりリフォーム」は主流で有り続けるのだろうが、こういう売り方をする物件が中古市場の一割でも存在すればもっと選択肢が増えて面白くなるのだけれど。どこかやらないかなあ。横並びの事をしたって横並びな成果しか期待できないよ。

家を建てようと思い立つ前に見た中古マンションが、正にそういった珍しい物件だった。
管理が良好なので定評のあるマンションの最上階、天井から床から剥き出しの完全なスケルトン状態。少し狭いが値段もかなり安く、駐車場の空きはないが付近にタワー式駐車場がある。
これは…と色めきたったが「ペット不可」の一点が引っ掛かり断念。それがOKであれば今頃この家は建てていなかっただろうと思う。あーそう考えると家の居候もあながち無駄飯喰らいとはいえないか。意外に恩人、いや恩獣。

2.07.2012

わるもの

自転車での通勤コースは一部でスクールゾーンを通過する。そこで遭遇する母親に手を引かれた児童の集団には要注意、子供は思いもかけない行動をとるので、細心の注意を払って慎重にパスする必要がある。
思いもかけない行動とは突然歩く方向を変えたり走り出したり、
こちらを指さして「ワルモノ~」と叫んだり。

わははは悪者か。うむ、確かに黒づくめでサングラスも掛けてるし、「イイモノ」か「ワルモノ」かで言えば明らかに「ワルモノ」の方だよなあ。というかあんな年端もいかない子供のうちから黒=悪い色と刷り込まれているものか。次の機会は是非全身白づくめで白い自転車で走り抜け「イイモノ~」と叫ばせたい。日の丸を背負って登場し「アイコク~」と叫ばれるのもいいな。


2.03.2012

冬の八戸

スーツにコートに足元はホーキンスのブーツという出で立ちで回った東北出張。
さすがに八戸まで北上すると明らかに日本語が変わり、現地の人と会話しても一度で聞き取るのがなかなか難しかったりする。見た目ダンディなおじさまでも口をついて出るのはズーズー弁というギャップが映画の吹き替えのようで面白い。一応家ブログなので付け加えると、住宅は冷気の侵入を防ぐ為の北国独特の二重玄関が多かった。以上。

昼も夜も立ち食い蕎麦、最終の新幹線で八戸入りという慌ただしいスケジュールでも温泉だけは堪能する。飯食う暇はなくても温泉だけは意地でも堪能。ついでに朝湯も堪能。どんなに体を温めても最高気温マイナス4度の地を歩き回ればすぐに口が回らなくなるほど冷えきってしまうのだが。ていうか歩いてる人間なんか自分以外に誰もいやしない※1。まあ面白かったけど。

長苗代駅。無人なのはともかく、風よけもない吹きっさらしのホームは客を凍死させる気か。

寒い地への出張から戻ると、次はさらに寒い地への旅行が待っている。
実に5年ぶりの長期休暇。この冬は色々とお楽しみが多い。

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※1 当然みんな車で移動する。

1.23.2012

夏櫨冠雪

同じ雪の日でも昨年と今年の違いは、今年は家の前に雪を被る木がある事。




あ、ぶれた


雪に包まれた姿も風情があっていい。美しい。
いや無駄にテンションあがるねこれは。足冷たい。