5.20.2012

ビンディングデビュー


夏場の通勤着はTシャツにクロップドパンツ。七分丈パンツに革靴を合わせるというのも変なので、足元はスニーカー。
昨夏はそれで通したのだが、通勤快速号のペダルは片面フラットで片面SPDというタイプ。どうせ革靴以外で踏むのであればただのスニーカーでは勿体ないということで、ジテツーを始めて二回目の夏を前にビンディングシューズの導入を決定。

さてどんなのにするか。ロードバイクに特化したシューズは非常に軽量だが、靴底は固いプラで全くアスファルトをグリップしない。急停止して咄嗟に足をつくような場合も考えられる街乗りには明らかに不向きだし、おしなべてベルクロというのもあまり好きでない。バリバリって。機能的には優れているのかもしれないけど、バリバリって。
あれこれ検討したが結局、見た目全く普通のスニーカーに見えるCHROMEのシューズを購入。

いやこれは面白い。上り坂でも引き足が使える分幾らか楽に登れるので、半分が上り坂である通勤ルートでは多大な効果を発揮する。ビンディングシューズを一度履くと普通の靴には戻れないと皆口を揃えて言うのも分かるような気がする。

また一つ通勤の楽しみが増えた。ただペダルから足を外し忘れて転倒しないように気をつけねば…いつかやりそう。

5.14.2012

午后の会話

土曜日の夕刻、シェルターを開いて久しぶりに洗車していると、通りがかりの老婦人から声を掛けられる。

「これは…どこの車ですか。国産ではないですね」

「これはフランスの車ですよ」

「見たことないわね。これ珍しいんじゃない」

「そうですね、あまり見かけませんね」

「前を通るたびに気になってたんですよ。どんなのが入っているんだろうって」



日曜日の昼下がり、ポーチ周りを掃いていると、通りがかりの老婦人から声を掛けられる。

「これは何という木ですか」

「これは夏櫨という木です」

「へえ…ナツハゼっていうんですか。いい木ですねえ」
「何でこの木を植えようと思ったんですか」

「ああ、紅葉が綺麗と聞いたもので。雑木ですけど」

「ああハゼですもんね。いいですわね」
「植えたばかりの時はまだよく根付いてないみたいでしたけど、漸くちゃんと根が付いたみたいで」
「前を通るたびに気になって見ていたんですよ。今年はもっと元気になりそうですね。楽しみですね」


毎日夜まで帰宅しない単身者として近所付き合いとは無縁の日々を送っていても、こうして偶に古くからの住人に声を掛けられるのは、何となく地域の住人として認められたような気がしていいものだ。昨今では不審者には積極的に声を掛けるよう指導している町内会もあるらしいが、それが理由である可能性は考えないようにしておこう。

しかしご近所は見ていないようで見ているというのが少しばかり驚き。だが我が家のささやかなシンボルツリーが道行く誰かの目を楽しませているのであれば、植えた甲斐もあったというものだ。

5.13.2012

次の進化計画

「居住空間学2012」のテーマではないが、この家はまだ進化の余地がある。引渡しの日からこれまでに壁を塗り天井を塗りタイルを貼り梯子を取付けて、もうやる事はないかと思いきや…いや、まだあった。

1.手すりを変える
オリジナルの階段手すりは直径35mm×長さ2700mmの無塗装の集成材丸棒。シンプルを絵に描いたような手すりは機能的には何ら問題ないが、無味と言えば無味。折角なのでもう少し手のすり甲斐がある手すりにしたい。
という事で木材屋さんにウォルナット無垢角棒を、鍛冶屋さんにアイアンの手すり金具をそれぞれオーダー。アイアンの手すりは定番だが、LWHの手すりとしては少し重い感じで全体の雰囲気にそぐわない。手すり自体は床に合わせたウォルナットを用い、壁に取り付ける金具だけアイアンという組み合わせにすれば重さが中和されていい感じになるのでは。アイアンは無愛想な表情となるよう、ロフト梯子と同じく無塗装艶消しクリア仕上げをリクエスト。シャビーな感じが出るといいなあ。シャビーシックと貧乏臭さは紙一重なんだけど

2.ロフト収納床に杉を貼る
コスト削減のために天井裏のロフト収納部分の床は何の変哲もない合板貼りとなっている。こちらも別に機能的には何ら問題ないのだが、いい香りのする杉の床にしてみよう。普通にフローリングを張るとなると張りじまい部分の加工などそれなりに大変なのだが、無垢床タイルであれば素人にも簡単に施工できる。これは便利だね。

画像はR不動産toolboxより拝借

1は確定路線だが、2は未だ検討中。というか逡巡中。
手すりの変更は明らかに室内の雰囲気を変えるインパクトがある筈だが、普段目に入らないロフト収納の床に杉を敷くのは効果あるかなあ。どうも確信が持てずにいる。


5.05.2012

陰翳礼讃

今月のBRUTUSは毎年恒例の居住空間学特集、目にするや思わず表紙買い。

渋
グラビアページにも渋カッコいい家が目白押しで期待を裏切らない。今年のテーマ「進化する部屋。」は自分の目指すところでもあるのだが、これらのピカピカではない陰のあるエイジング感は正にど真ん中ストライク。サブウェイタイルも渋くていいなあ。洗面の前の壁に貼ってみようかな。フラットハウスはあんなに低くて湿気は大丈夫なのかしら

建築家と呼ばれる人にも得手不得手はあると思うが、昨今主流のツルピカで温度を感じさせない無臭無機質なモダンとは対極にあるこういったテイストはS氏が得意とするところではないかと思う。家を建てることを考えていて、かつ今月号のBRUTUSの掲載事例に胸が熱くなる人なら相談してみても多分損はない。逆にCGのようにクリーンで陰が無くて白くて螺旋階段でひたすらスタイリッシュなのがいいという人は…どうかなあと。上げてるんだか落としてるんだか分からない(笑)

5.04.2012

2年ぶりのグリーンカーテン

一昨年の夏に一本残らず枝を落とされてしまった家の前の欅だが、あれから二年を経て漸く新緑が復活。


全盛期に比べればまだ復活度50%といったところだが、一階はロールスクリーンが不要になる程度には茂ってきた。よしよし。

4.28.2012

嬉しい言葉

久しぶりに会う友人夫婦を初めて我が家に招待する。

どんな相手であっても初めて家に上げるときは少しばかり緊張する。
自分の作文を目の前で読まれているような心持ち。

何となればこの家は既製品ではないから、好評も不評も全ては自分で受け止める事となるからだ。
まっさらな状態から作り上げた家であれば、建売やマンション、あるいは中古住宅であれば使える「そうなっちゃってるんだよね」「そういう仕様なんだよね」という言い訳は効かない。目の前でがっかりした顔をされたらとても辛いものがあるのだが…幸いこれまでの来客からは概ね好評。勿論気を使われているのかもしれないが。

家主としてはゲストから「居心地がいい」と言って貰えるのが一番嬉しい。
お洒落とか可愛らしいとかカッコいいとかいう褒め言葉は誰しも容易に思いつくが、居心地がいいという形容詞はお世辞ではなかなか浮かばない言葉ではないかと思うのだ。
そのような言葉を貰えた日にはチャベスから三振を奪った時のダルビッシュのような控え目なガッツポーズが出てしまう。心の中で。

そしてホスピタリティに全く自信のない気のきかないホストをアシストするのが居候の役目。
愛玩動物は愛玩されるのが仕事。普段酒を飲んで寝てばかりいる時代劇の用心棒がここぞという時には役に立つのと同じように、普段寝てばかりいる居候もこういう時には存分に働いて、TVのない我が家で間を持たせるのに貢献するのだ。先生、お願いしやす。

さあお仕事お仕事


4.17.2012

藤野かおり

桜が散るのと入れ違うようにほぼ満開となった藤。
玄関を開ける度にムッとした濃厚な香りが鼻腔を満たす。

花房が下に着くほど伸びてしまった

花は結構なのだが、天に向かってアホ毛のようにニョーンと伸びたこの枝は。
これはどうすればいいのだろうか。切るのか。切り戻すのか。それともこのままでいいのか。




うーむ。

4.13.2012

夏の気配

日を追って気温が上昇しているこの頃、桜が散るともう夏の始まり。

夏の兆しは不順な気候からも感じ取れる。

今日のように、正午までは降水確率30%と謳っていながらその後突然60%に訂正され、そして20時前には土砂降りとなるろくでもない日はとりわけ夏を感じますね。ええ。

あと30分帰宅が遅かったらパンツまでずぶ濡れになっているところです。ええ。
気象庁は秀才集団※1のメンツにかけてもう少し気合を入れて予報するように。


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※1 気象大学校は偏差値70オーバー。

4.09.2012

二年目の夏櫨

東京はこの週末が桜の盛りで、普段は静かな近所の公園も年に一度の大賑わい。

iPhone3Gの描画力はこんなもんさー

桜を撮るためにわざわざ一眼を持ち出す気にはならない。自分が撮らなくても他に撮る人が幾らでもいる。
例えば家の夏櫨の足元にひっそりと咲いた福寿草のような、存在に気づかれることすらないこんな地味な花の方が鳥貝撮り甲斐があるというもので。

年寄り臭い名前に恥じない渋い咲きっぷり

家の正面に立つ欅の枝にはまだ新芽は見えないが、夏櫨は今月に入り堰を切ったように色づきだした。
紅葉も早いが芽吹くのも早い。新緑を楽しめるのも落葉樹のいいところ

朔日
七日
眩しい

春はあまり好きな季節ではないのだが、皆元気そうで何より。



4.07.2012

お藤さん

今年の冬は例年より冷え込んだのか、家の中の植物が相次いで枯死してしまった。

7年生きたサンスベリア。通称お虎さん
10年生きたドラセナサンデリアーナ。通称お竹さん

何れも春を待たずご臨終の憂き目に。

そんな不安な状況の中でも、モンステラは相変わらず元気いっぱいで一安心。
生命力の強い植物が家にあると何となく心強いな!
かといってわざわざ雑草を家に持ち込んだりはしないけどな!



そして枯死した二本に代わって新たに迎えた藤。
こちらは小さななりに不釣合いなほど大きな花の房を日に日にふくらませている。
GW前には満開か。



家の中に花があるのも悪くない。


1,000km突破そしてダウン

新年度の初日となる二日、満六ヶ月まで一週間ほどを残して三代目通勤快速号は走行1,000kmを突破。
用途はほぼ通勤のみ、なのでペースは概ね想定通り。

しかし1,000kmを突破した途端に風邪で寝込む羽目になったのは全くの想定外。
風邪をひくなんてどれくらいぶりだろう。季節の変わり目はこれだから…というか弛んでる証拠だな。いかんいかん