2015年4月29日水曜日

育成選手入団


注文してから待つ事一年、いい加減忘れた頃に届いた鉄瓶。

弦からボディにかけての優美なラインと
河豚を模した蓋の取っ手が購入の決め手。高橋大益


そうだった発注したんだった。

うーん。

お値段もお値段だし、物の考えも経済状況も予備知識も一年あれば変わる。正直言って現時点で改めて「鉄瓶買いますか」と問われればかなり微妙ではあるが、頼んでしまったものは仕方ない。
使い方と手入れ次第で宝物にも鉄屑にもなる、恐らく我が人生最初で最後の南部鉄瓶。せいぜい可愛がって立派な鉄瓶に育てましょう。



2015年4月19日日曜日

日本は古い建物をすぐ壊して建て替えてしまう。勿体無い。諸外国を見習え。

事はそう単純ではないようで

まあ確かに。

暑いわ寒いわ湿度は酷いわ
毎年もれなく台風が来るわ
毎日のように地震があるわ
しかも近い将来大地震で首都圏に壊滅的な被害が確実視されているわ
世界中の活火山の八割が集中してるわ
しかも近い将来富士山の噴火で壊滅的な被害が確実視されているわ
国土は狭いわ
更にその三割にしか人が住めないわ
そのうえ資源はほぼ皆無だわ
おまけにまともな隣国が一つもないわで、

よくよく考えてみればこれほど過酷な環境で国民が暮らしている国など他にない。台風や集中豪雨による災害のニュースを目にする度に「なんでわざわざあんなリスクの高いところに住んでいるんだろう」と思ったりするが、海外から見れば五十歩百歩、日本国民はみな世界からそのように見られているのかもしれない。

2015年4月12日日曜日

試される大地

以前購入寸前までいった港区の7坪の土地は究極の狭小地だなと思っていたが、東京は広い。上には上がいる。いた。
七坪を大きく下回る、これぞ究極の狭小住宅地といえる五坪足らずの物件が隣り町で売り出し中。



15.82㎡=4.79坪=十畳弱の土地。しかも三角形。これで果たして住宅が成立するのか。
予算さえあれば問題なく成立するだろう。
なぜならこの土地は商業地域にあり、80%の建蔽率に600%の容積率が適用されている。さらに日影規制もない。これが強い。

自分ならどうするか。まず建坪12.65㎡(=3.8坪=八畳弱)を目一杯確保。
容積率600%なら延床面積は94.92㎡(=28.7坪)まで取れるので、このまま七階建てとして延床で88.55㎡(=26.8坪)の住宅とする。15坪の我が家よりずっと広い。
室内はワンフロア六畳半程度、うち一畳を割いてエレベーターを、半畳で階段を設置。階段は施行令をクリアする最低限のサイズ、踏み面15cm蹴上げ23cmとしてスペースを節約。池田屋の階段より急な階段でとても実用には耐えないが、規制を通す為と割り切る。全てのフロアで通りに面して大きく窓を取り、壁にウインチをつけて家具や什器類は全て窓から搬入する。
七層に重なる三角形の塔。玄関とガレージ(軽自動車かバイクならなんとか)で一層、バストイレ収納で一層、DKで一層、あとは五畳の部屋が四層。移動はエレベーターであればバリアフリー。五畳でしかも三角形の部屋となればさすがに広々とはいかないが採光は十分。家族四人が生活できる家が十分成立する。
当然木造ではあり得ないのでRC造で。建設費は相当嵩むが、土地の安さと相殺されて総額では(山の手線内の一戸建てとしては)決して高くない、丁度我が家の総額と同じくらいで収まるだろう。内訳では土地代と上物代の比率が逆転するが…

なんて妄想を大いにかきたてられるチャレンジングな土地。完成の暁には平成版搭の家として小型住宅の新たなアイコンになるかも。求む勇者。


2015年4月11日土曜日

Carpe Diem

この手の意見は時々目にするが、どういうわけかどれも喧嘩腰なのが嫌な感じ。勝ちとか負けとかいう言葉を安易に用いるのは感心しない。そんなもん突き詰めればごく一握りの資本家以外は総じて負け組なんだから。学校で習っただろ

明日にも全てが灰燼に帰するかもしれない地震大国で家を持つことは愚か。
それが正解かどうかは誰にも分からない。
「その日」は明日来るかもしれないし五年後に来るかもしれない。十年後まで来ないかもしれないし、或いは死ぬまで来ないかもしれない。「その日」が来たとして、家は期待どおりに(?)全壊するかもしれないし、或いは大した損害もないかもしれない。
地震が来るからと家を持つことを我慢した人が最後に笑うとは限らない。こんなことなら無駄な我慢をしなければ良かったと後悔しながら死の床につくかもしれない。
ついでに言えば、持ち家VS賃貸論争は専ら金勘定の話ばかりで、持ち家に住むことによるQOLの向上について全く考慮されていないのが不思議。アパートでも建売でも注文でも雨風が凌げるならみな同じか?量販店の特売品のスーツもフルオーダーで仕立てるスーツも価格以外は何も変わらないのか?もしそう思っているとするなら余りに貧しい発想だ。

勝ち負けねえ。ふーん。強いて言えばそれを決めるのは収入でも資産でも家族構成でも友人の数でも社会的地位や名声でもなく、人生を楽しめるか楽しめないかに尽きるんじゃないか。
少なくとも他人の意見に振り回されて、或いは他人の目を気にして右往左往して終わる一生は負けと言えるかもね。楽しくないから。

2015年4月9日木曜日

再掲 toolbox

(自分にとっては)おなじみのR不動産toolboxに家の画像が出るのは二回目。
トグルスイッチに続いてはハンガーブラケットの使用例として。画像がいいね画像が。笑
別に誰かに認めて欲しくて家作りをしているわけではないけれど、アイデアを褒めて貰えるのは単純に嬉しいもの。というのはひねた大人になっても変わらない。
記念にページ保存しようっと笑

2015年4月3日金曜日

不実です

と言えば
「初めて会ったような不思議顔」
と口ずさむ世代なのは置いておいて。

友人が新築で購入したタワーマンションがもうすぐ初めての大規模修繕の時期を迎えるにあたり、各戸が相当な額の一時金を供出する必要があるという。軽く三桁の。
でもそれっておかしくないか。入居者からは管理費の他に「修繕積立金」を毎月徴収している筈ではないか。それでは足りないのか。
結論としては、それでは全然足りない。

新築マンションの部屋が売れ残る事態だけは避けたい売り手の常套手段。ローン以外の定額出費を少しでも小さく見せて購買意欲をそそる為、修繕積立金をできる限り低く設定して売り出すのだ。それで10年後にやってくる大規模修繕に足りるかどうかなど知った事ではない。

中古物件で表示されている毎月の修繕積立金がやたら高い理由がこれで分かる。躯体が古いせいで費用が嵩むのかと思えばさにあらず、高いのでなくあれが妥当な金額で、新築物件の初期設定こそ不当に安いのだ。

暮らし向きは人それぞれであれば、いざという時に揉めるのは火を見るより明らか。上層階と下層階で生活レベルが大きく異なるタワマンなら尚更。日々の生活がかつかつな世帯がそんな大金をぽんと出せる訳がないし、近々売却するつもりの世帯なら出来る限り払わずに売り抜けたい。老い先短い年寄り世帯なら先々の事など正直どうでもいい。やらなかったからといって「ただちに住めなくなる」訳でもない大規模修繕なんかよりも今日明日の生活を優先させる世帯が続出することは想像に難くない。
賃貸でもなければ、不払いを理由に追い出すわけにもいかない。負債ではないから強制執行も出来ない。前述の友人マンションでも資金がなかなか集まらず、実施の目処が立っていないという。
それもこれもみんな売り手の都合。尻拭いをさせられるのは顧客。
それはないんじゃないっていう。