3.24.2013

Flowers for β

思いもかけず花束が届いた午後

花はいいね。空気が明るく華やかになって






LUNAペットクリニックの皆さん、素敵な餞別をありがとう。

3.22.2013

3.16.2013

六回目の車検

春は花粉と車検の季節。
昨秋に14年目に突入した車を六回目の車検の為に乗り出す。※1
ナビシートには取り寄せたパーツ。

メーターユニットとダンパー、あわせて九万円弱。円高万歳

メーターは三回目の故障、ドアダンパーは完全に圧が抜けきってしまっている為、いずれも車検に併せて交換を依頼する。
旧いルノーのオーナーなら、JAX以降の正規ディーラーはパーツ取り寄せにおいて全く役立たずである事を知っている。ユーザの問い合わせは何ヶ月も放置された挙句、催促すると「ありませんでした」と気の抜けた返事を投げ返されるのが常。しかし日本でこそマイナーだが、欧州におけるルノーはトヨタのような存在。専用パーツならともかく汎用パーツがそう簡単に欠品となる筈もなく、要するに真面目に探していないだけなのだ。
これらパーツも本国のショップから直接買い付けたもの。ルノジャポに任せていては恐らく永遠に手には入るまい。

新幹線高架真下のオサレなファクトリー

車を持ち込んだ先は、いつものように横浜のSiFo
メルセデス・ベンツやBMW、アウディといったメジャーなメーカーの車に乗られている方には想像し辛いだろうが、数年おきにコロコロ変わりその都度経験値がリセットされてきた正規ディーラーよりも、民間の専門ショップの方が旧い車を維持するには遥かに頼りになるのが実際のところ。「これなんて車ですか」なんてとぼけた事をのたまう「正規ディーラー」なんかに大事な車を任せる気には到底ならないものだ(実話)。

同時にタイミングベルトとT/Mオイルの交換も行うので、相当な出費が予想される今回の車検。
どうせ金がかかるなら少しでも楽しまなければ損という訳で、別になくても困らないのだが代車を出して貰う。


なぜか徳島

4M以下の車しか収容できないシェルターの都合に合わせて「小さな車」をリクエストしたところ、代車としてあてがわれたのはMTのトゥインゴ。
唐突に制動が立ち上がるブレーキのタッチこそ気に入らないが、小排気量(1.1L)とターボの組み合わせできびきびとした走りは「クープデザルプ(英語で言えばアルパインクーペ)」のバージョン名に恥じず、なかなかに楽しい車。特筆すべきは、軽自動車に毛の生えた程度の車格には勿体無いほどよくできたシート。一回り大きい実家のフィットよりもシートの出来はこちらの方が数段上。このシートはいいね。
車検が終わるまでこの車で楽しみますか…


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※1 故障に伴うパーツ待ちで長期入庫中に検切れとなったのが原因で、購入月と車検月が半年ばかりずれている。

3.09.2013

完成はなお遠く

擁壁の上の古い柵を作り直す為に見積もりを依頼した業者が訪れる。
現地を見た結果、「当社では請け負えません」。

・現在の柵は擁壁の上に積まれた軽量ブロックにつけられている
・本来は柵は重量ブロックに差さなければいけないので、昔ならいざ知らず今はこのような工事はできない
・どうしてもというのなら、この内側に改めてブロックを積みなおす工事から行うのであれば出来なくもない
・結論としては「このまま何もしないでおくのがいいでしょう」

という事で何の実りもなく。
実際のところ「やれなくはないが保証はできない」という事のようなので、他の業者を当たれば首を縦に振る所はあるかもしれないが…着工から3年半、未だ完成の目処立たず。

3.03.2013

介護生活

急に牧草を食べなくなり、ケージから外に出ようとしなくなったので病院に連れて行ったのが昨年の夏の初め。夏バテかと思っていたところ、検査の結果奥歯が半分以上なくなっているのと動脈硬化を患っている事が判明。
歯がなくては硬いものを食べられないわけだ。
ともに何か原因があっての疾患ではなく老化によるものなので根本的な治癒は望めず、投薬によりできるだけ進行を遅らせる対症療法にとどまる。

それ以来、坂道を転がり落ちるように老化が進行。
足腰が弱りトイレに乗ることも難儀になったのか、ケージの中で垂れ流し状態となったのが昨秋。
運動のためにケージの外に出してやると少し飛び跳ねてはバランスを崩して転倒するようになったのが年末。
頭の方も耄碌してきたのか、ケージの外に出してやった途端に粗相するようになったのが先月。※1

粗相されるのは大いに困る。かといって、ケージの中に閉じ込めておくだけではますます足腰が弱り身体も頭も老化が進行してしまうであろう事は明白。
粗相するならおむつを履かせればいいじゃない。
ということで、

さすがにその辺のペットショップには売ってないのでお取り寄せ

体型が違うので今一フィットしないのが難点で、本人も以前であればこんなものを履かせられたら気にして仕方ないところだろうが、今となってはちょうどいい具合に頭がボケているのでさして気にもせず、不格好な紙おむつを尻に貼り付けたまま上機嫌でその辺を徘徊。
これで粗相問題はひとまず解決。そう遠からず訪れるであろう最後の日まで上機嫌でいてくれればいいのだけれど。


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※1 驚くべき速さで進行する衰弱の経緯をこうして書き記していると、昔何かの本で読んだガダルカナル島の日本兵の間で広まっていたという余命判断を想起せずにはいられない。
立つ事ができる者 一ヶ月後
・体を起こして座れる者 三週間後
・寝たきりとなった者 一週間後
・寝たままで垂れ流すようになった者 三日後
・物を言わなくなった者 二日後
・瞬きしなくなった者 明日
餓えと病気の極限状態に置かれた戦場で誰が言い始めるともなく広まったこの余命判断は不思議と外れる事はなかったというが、我が家の老兵は毎日二回与えられる二種類の薬と栄養補助剤と流動食で何とか小康状態を保っている状態。